幻肢
劇場公開日 2014年9月27日
解説
本格ミステリー作家の第一人者・島田荘司が初めて映画を前提に書き下ろした小説を、「オー!ファーザー」の新鋭・藤井道人監督が映画化したラブミステリー。ドライブ中に事故にあった大学生の雅人と遥は重傷を負い、意識を取り戻した雅人は、遥と事故に関する記憶を失っていた。記憶を失った息苦しさと恐怖とで日増しに精神状態が悪化していく雅人は、精神科の先端療法である「TMS治療(経頭蓋磁気刺激法)」を受けることにする。それは、ある刺激を脳に与えることで失った記憶を呼び起こすという療法だったが、TMS治療を受けた雅人の前に、写真で見た遥の姿が浮かび上がるようになる。治療が進むにつれて記憶を取り戻していく雅人だったが……。雅人役は新人俳優の吉木遼、遥役には谷村美月が扮した。
2014年製作/92分/G/日本
配給:ディーライツ
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藤井監督作品。
彼女を事故で失った男が、彼女の幻をみてしまう話。
作品テーマが孕んでいる切なさで最後まで観てしまうが、作品としては未熟な印象。割とだらだらな展開。
仕掛けありな分、逆にそのオチ含めても凡作的。
まあ別に観なくてもいいかもしれません。
2019年9月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
2017年11月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
テーマに埋もれない、人間の心の動きが丁寧に描写された、素敵な映画だと思いました。
2014年11月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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ミステリー作家の島田荘司が原作を書き下ろした映画です。事故で恋人の遥を死なせた雅人が遥の記憶を失い、その治療により遥の幻を見るという話です。 脳科学を扱っているあたりは島田荘司らしいですが、ミステリーというよりは恋愛映画的なテイストです。 悲劇的結末と思わせておいて、意外なハッピーエンドで、島田荘司の原作としては普通の映画に仕上がっています。
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