劇場公開日 2014年1月18日

「懐かしい夏休みを思い出したくなったら」ほとりの朔子 G・・HT3さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0懐かしい夏休みを思い出したくなったら

2018年3月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

会話ってジェットコースターなんですよ。
会話って意外と噛み合わない、噛み合わせない
更に言葉に感情の起伏を盛り込みさらに比喩なども廻る寿司屋のごとくに盛り込まれたら聞いてるほうは疲れるし喋ってくれなくなる事を知ってる人は会話を上手く使う人。目標や夢を持つことが全てではないと思う私は毎日毎日静かに本を読み映画を見て少しのお酒と少しの娯楽で生きて行ければ良いと考えてます。
親父が中学生の女子との性交渉を買うとかは正直、男性の私でも気持ち悪いし、また中学生の女子も気持ち悪い。お金が必要だから身体を売るは少し寂しい。需要と供給の話からいくと、この先も無くならない話だと思う。この作品には出てはこなかったっが、大麻やその他の薬系も私は嫌いだが、この辺りもなくならない気がするなぁ〜。大学生の教授辺りが賢く上手く使い分けてそうな気もする。お金は自分で稼ぐ物だから
自分で自分を売っても良い気はするが、同じ売るなら
賢く上手く売って欲しい。ただただ時間潰しの犯りたいだけの親父にはもっと上手く対応することで違った対価を得ることができるのではないかと思ってしまう。安売りは良くない。この作品の気になるポイントはまだまだあるのだが。主人公朔子、二階堂ふみさん
は嶽本野ばらさんの初期作品のファンだと何かで読んだことがある。そんな二階堂ふみさんだから二階堂ふみさんの一挙一動に息を殺すぐらいの勢いで見る。聞く。見る。感じる。朔子は優しい。そして孝史を演じる太賀さんがまた見てる側の想像力を膨らませてくれる。素晴らしい。孝史は福島出身。原発問題は複雑で本当に難しいと思う。太賀さんはいい役者さんだなぁ〜とまた思ってしまった。私の低い文才力ではなかなかまとめきれない。しかしこの作品は本当に良い。
もしこの作品を見て暇だな〜とか、なんだ何もおこらないなぁ〜とか感じる人は、もしかしたらこの作品の中に出てくる、あの人やあの人の感じだろうなぁ〜と
思ってしまう。役者さんの芝居と撮影と脚本・音楽と
監督さん。皆様良い仕事をし良い作品を作って頂き感謝感謝です。必見ムービーです。

G・・HT3