劇場公開日 2014年3月15日

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あなたを抱きしめる日までのレビュー・感想・評価

全76件中、21~40件目を表示

4.0ー実話ー

2020年7月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

カトリックがどんな存在なのか分からないけど、母親も息子もお互い会いたいと行動してたのに、カトリック側は会わそうとせず…。

結果的に息子がどう生きたか、母親のことを思っていたことが分かり感動した。

何よりも主人公の母親の陽気な性格が素敵だと思えた。

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x_x1020yam

5.0ケルティッシュ・ハープ

2020年2月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

政府の要員になっていたアンソニーは、胸に小さな金色のケルティッシュ・ハープの記章を着けていました。

「どこかにいるお母さん! いつかテレビか新聞か、それとも雑誌の片隅で、僕のケルティッシュ・ハープに気づいてね」
そういうことだよな・・

今夜はちょっと泣きながらギネスビールを買ってきて飲みたい気分です。

派手さのない小品でしたが、魂にしみる映画でした。
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「イタリアは呼んでいる」では軽薄でTV カメラ目線をたびたびやってしまっていたスティーブ・クーガンだが、この映画では企画から立ち上げただけあっていい演技だった。

ジュディ・デンチのあの役の入れ込み様を間近に見れば、共演者側も渾身の演技を引き出されてくるというものだ。

そして50年というギャップを一気にさかのぼる演出は、スピーディーで目が離せない作り。もたつく老母が主人公なのだが、話の展開は実はとても速い。
才長けたジャーナリストの 読ませる原作ゆえだろう。

二人の表情の演じ合いが見事。
3回鑑賞。

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追記
ピートのあの拒み様は何故と思い映像を再点検。
部屋の置物にヘブライ文字が入っています。そしてあの髭。ユダヤ教徒ですね、カミングアウト出来ないピートの立場が判明。

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きりん

3.5キリストの教えと倫理観のパラドックス

2019年1月13日
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鑑賞方法:VOD

原題は、PHILOMENA。主人公である母親の名がつけられています。
この物語はどうやらノンフィクションの小説をもとにつくられているようであり、実話に基づく映画のようです。

舞台はアイルランドのシスターたちが住み込みで働くカトリック教会。10代の主人公フィロミナはある日出会った男の子と一夜の恋に落ち、婚前交渉はもとより、永遠に処女であることを犯し、厳格な規律を破る形で妊娠をしてしまいます。これは罪であり、彼女は重い罰を50年間に渡り受け続けることになります。そんな彼女の最後の行動には頭があがりません。

僕は無神教ですが、キリスト教というと、漠然と愛に寛容なイメージを持っていました。
だからこそこの物語の最後には大きなショックと悲しみ、怒りもとても湧きました。
シスターらにとっての戒律と、人としての倫理観をバランスするあまり見られないテーマを投げかけてくれる映画です。

シスターの生涯を通じた奉仕には心を打たれるものがありますが、人として尊敬はできませんでした。

宗教に対し、広い心で尊重はできますが、人間らしさに背く行い、教えに対しては盲目的になってはならないなと反面教師として教えてくれる映画ではないでしょうか。

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芸術のような映画が好き

4.0ジュディデンチめあて。 宗教によって人格が高まる人と堕ちる人とがい...

2018年3月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

ジュディデンチめあて。
宗教によって人格が高まる人と堕ちる人とがいるなあ。

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まるぼに

5.0観てよかった!ジュディデンチが素晴らしい

2017年3月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

こんな事実かあったとは驚いた。記事で再起を目論むジャーナリストと、信仰に生き息子を探し続けるおばあさんとのちぐはぐな二人旅。そこで明らかになる驚きの結末。ジュディの嘘のない表情が演技を超えた説得力で心を揺さぶる。感動とやり場のない悲しみで教会を責めたい気持ちでいっぱいなのに、当のおばあさんが口にした赦しの言葉はあまりにも深い。本当にいい映画。

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lumos97

3.5赦すこと

2017年1月6日
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思っていた通り、好きな映画だった。
ジュディ・デンチの演技が好き。
温かいブルーアイズ。

辛いことや、許せないこと、怒りや悲しみ、それを持ち続けると、自分の心がすり減っていく。
赦すことができれば。痛みを伴っても赦すこと。
自分自身もそうあれたらいいなと思った。
アイルランドの風景も美しい。

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yumeko

3.5生き別れた息子

2016年6月18日
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アイルランドからたくさんの養子を。
今もなお母親は子供のことを思って過ごす。

親と子供を離すなんて。
しかも会えないように仕向けるなんて。

こんなひどい事実があることを忘れずに。

信仰での赦すとは。

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Lily

5.0事実は小説よりも奇なり。

2016年6月6日
フィーチャーフォンから投稿

怖い

知的

難しい

鑑賞出来て本当に良かった。

母は強しっていうけれど、最早強さとかを超越したもっとずっと大きな宇宙なのかな?SF映画じゃないけど、コスモレベルでのだだっ広さ・大きさ、先ず普通の人間には、到底真似の出来ない凄い事を、あっさりやってのけちゃうところも、尊敬というか神の域。(映画の内容と合わせて。)

事実を淡々と受け入れて行く、このお母さんは、やはりタダ者じゃない。

辿り着いた惨い真実にも、怯む事なくすぐさま受け入れ、罪人さえをも赦してしまう精神の強さ・懐の深さ・潔さに、静かに感銘を受けます。

何でもござれ♪な最強母ちゃん、ここにあり!と言った感じ。(ジュディは、ドヤ顔してないけども。)

最近公開された(スポットライト)もそうですが、こういう問題は昔からあったんですね。

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おりこう

5.0赦すとこ

2016年4月24日
iPhoneアプリから投稿

引き裂かれた息子を探し最後は衝撃を受けました

私もカトリック教徒です

協会は子供を売っていた現実

そんな酷いとこができるのでしょうか

信仰とは何かって考えてさせられました

最後引き離したシスターに向かって

私はあなたを赦します。私は恨みたくないと言いました
あなたは私が赦すことで大きな苦しみを背負う

マーティンにあなたひどい顔してるわよという場面もグッときた

日々暮らしていると赦せないとこある
私もひどい顔してるのだろうな

人を赦せる人間に私もなれるだろうか

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mami

3.5赦すこと

2016年4月11日
Androidアプリから投稿

ジュディデンチってすごいんだなぁ。
なんかすごく、愛おしく見えてきた。

最後に、シスターを赦す彼女と赦さないシックススミス、
「ひどい顔よ」
という言葉に、はっとさせられる。
我々は日々いろんな事に怒っていて
その対象にどうやって償わせようかと考える、
そんなとき、きっとひどい顔になってるんだろうな…と。

ひどいことをされても、相手を恨まず赦すことをしていれば
彼女のように愛しい顔になれるのだろうか。

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son

3.5素晴らしい

2016年3月24日
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泣ける

難しい

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みきねこ

4.0信仰の意味を知っている女性が、ただ「赦す」映画。

2015年8月30日
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鑑賞方法:DVD/BD
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さぽ太

3.5赦しには大きな苦しみが伴うのよ

2015年7月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

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shimo

4.0程好く笑えて程好く泣ける感動作

2015年7月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

これが実話と言うのですから驚きです。
修道院が50年前に行った行為も、終盤に明かされた修道院の真実も、本当なら全くもって赦されることではないでしょ・・・。
それだけでも衝撃的だったのに、それを目の当たりにした主人公フィロミナのとった行動は、ある意味もっと衝撃的でした。
事実は小説より奇なりとはまさしくこのことか。

まあ映画的には、とてもシリアスで深刻な話ながら、コメディにならない程度のユーモアが盛り込まれていて、ある種微笑ましい気持ちで楽しむことが出来ました。
フィロミナとマーティンのキャラクター設定が何とも絶妙だった印象です。

純真なお婆ちゃんと皮肉屋なジャーナリスト、この掛け合いが本当にユーモアに溢れていて可笑しいんですよね。
フィロミナに感化されて少しづつ成長していくマーティンの様子も見所の一つだったと言えましょうか。
ロマンティックお婆ちゃんっぷりが可愛かったジュディ・デンチは、さすがの演技でしたね。

しかし息子アンソニーの行方が思いのほか早く判明した時は、意外とあっさりだったなと思ってしまいましたが、クライマックスのあのシーンは、本当に衝撃、私には出来ないなぁ・・・この辺はある意味信仰の差もあるのでしょうか。
しかしよくよく考えれば修道院もフィロミナも同じ信仰を志す者、難しいものですね、信仰心って・・・。

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スペランカー

4.0赦す、ということ

2015年6月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

幸せ

こんなことが、赦せるのか?

って、でも、赦せなかったらどうすればいい?死ぬまで引きずりそう、心が休まることはないだろう、仕返しをする?告発する?

そう、記事にして事実を世間に伝えるのはいいだろう。個人としては赦せた方が心は穏やかになれるものなのかもしれない。これからの人生に良いことを学んだ。

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Sheeta

4.0感慨深いとやりきれない感がのこるな。

2015年5月30日
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子供を探す旅ではあるが息子と生きて会えていないところがなんか感慨深いしかも実話やしな。信仰についても考えさせられるしな。シスターの養子に出したのも絶対悪いとは思わないしまあいいとも思わんけどね。デンチの濃厚な演技にも素晴らしい。

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素子

4.0赦すことの苦しみ

2015年5月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

単に親子の再会劇ではない所がとても面白い。しかもそれは事実だからなおさら。
子供を持つものとしては、彼らと同じ時間を共有できることが、どれだけ幸せなことかと思わされる。

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上みちる

4.5実話モノとは知らず

2015年5月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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消されるので公開しない

4.0ジュディデンチめあて。 宗教によって人格が高まる人と堕ちる人とがい...

2015年5月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ジュディデンチめあて。
宗教によって人格が高まる人と堕ちる人とがいるなあ。

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まるこ

4.0演じるとはこういうことなのかも…

2015年4月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

まるでその人そのもののように思えてくる。ジュディ・デンチもスティーブン・ジョン・クーガンも。子役まで出演者すべてがその瞬間にそこへ行けば、そこにいるような気がする。
・・・なんちゃって~というような場面がない。映画の中の空気感が最初から最後まで変わらない。そして静かな音楽が寄り添うように流れる。人生は思い通りにいかないものだけれど、救いはあなたのすぐ隣にもあるのよというように。

長年の労働のあとに手にしただろう平穏な日々と家族を大切に思うどこにでもいるおばちゃん。大学などには行かなくても物事の本質をあるがままにとらえようとして生きてきた人の賢さを感じさせるセリフたち。ジュディ・デンチの寡黙な青い瞳に吸い込まれそうになった。

人にとって<許される>ことはさして重要な事じゃないのかも。表面上ではなく心から<許す>ということは意味深いけど。あのシスターはフィロメナに<許された>けれど、自分で自分が<許せる>のか。それとも自分の罪には思い及ぶこともなく生涯を終えるのか。

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はげまる