「幸福感溢れる作品でした」円卓 こっこ、ひと夏のイマジン スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)

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円卓 こっこ、ひと夏のイマジン

劇場公開日 2014年6月21日
全43件中、5件目を表示
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幸福感溢れる作品でした

円卓って中華料理屋によく置いてあるアレのことだったんですね。
一般家庭にこれが置いてある家ってあるのかな?
私は中華料理屋でしか見たことがないのですが、大家族だったら案外これは便利そうでありなのかも。
でもかなりのスペースを取るので、こっこが住むような団地でこれがあるのはやっぱり狭くてキツイのかな。
ただ円卓を囲んで皆で食事するシーンはほのぼの温かくて何か良かったですね。
嫌なことがあっても、おいしい食事を円卓で一家団欒でいただけば、明日への活力になりそうです。
それと適度な距離感を保ちつつ何かを共有することの素晴らしさ、その辺りもこの円卓に表れていたようで印象に残りました。

でも小学三年生のこっこには、大人が考える当たり前の幸せなんて知る良しもなし、と言うか普通が大嫌いなちょっと変わった女の子で、しかもそれを演じたのがまた天才少女芦田愛菜でしたから、尚更普通じゃない感が強調された印象で、とにかくインパクトは大なキャラクターでしたね。
逆に演技が上手すぎて、個人的にはあの頃の自分に重ね合わせることが出来なかったのがちょっと残念でした(苦笑)
とは言え、何で?何で?と大人の常識にとりあえず疑問を持つ辺りは、何かと考えさせられることも多かったです。

しかし小学三年生と言う年代設定が何とも絶妙でしたね。
男女の意識関係なく遊べるギリギリの年代だからこそ成り立った映画でしたもんね。
もう少し大人だったら、間違いなくこっことぽっさんはお互い恋愛感情が芽生えて好きになりますよ、でもそう言う感情に至らない最高の友情に心揺さぶられましたし、ホント年代設定が絶妙でした。
芦田愛菜の演技も素晴らしかったですが、吃音のぽっさんを演じた伊藤秀優もナイス助演でしたね、勿論他の子役達も総じて上手かったです。
こっこの三人のお姉さんを演じた青山美郷の一人三役ぶりも印象的でした、まさか同じ人が演じていたとは!

それにしても、子供の頃は大人が考えることが全然理解できませんでしたが、大人になってみると常識に支配されて、今度は子供の気持ちが理解できなくなってしまうのですから本当に不思議なものですよね。
人間ってホント複雑にできてるなと改めて実感。
イマジンすることによってこっこが成長していく姿には心動かされつつも、こっこの好奇心旺盛な部分はずっと残っていて欲しいなと願わずにはいられませんでした。
ちなみに我が家のカルピスは相当薄かったです(苦笑)

スペランカー
さん / 2016年9月4日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 知的 幸せ
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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