劇場公開日 2013年11月16日

「まあまあいいんじゃないかと思います。」夢と狂気の王国 lotis1040さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0まあまあいいんじゃないかと思います。

2013年11月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

萌える

すごくカメラのうまい人だなと思いました。
監督がひとりで、撮影から編集までやられてるという事ですがこれは大変だよ。
途中から色合いが変わった気がするんですけど、多分意図的。
世界が変わってしまう瞬間な感じがしました。
世界が思うジブリのワクワク感とか透明感とか緑色とかをものすごくみずみずしく表現したと思う。

いい事ばっかり言ったので後半は、苦言を言うと、

おそらく何らかの理由で再編集を強いられたのではないかと思う。
そのせいで、この映画がおかしくなっている。

会見へ向かう前のシーンの意図はわかるけど、本当に作りたいものはそっちでしょ?
そっち膨らませて欲しかった。残念。

他にもカットバックで入れた音楽が鳴り響くシーンの鳴り響く音楽は正直うるさい。
そしてあのシーンは長い。
ここ、短くしてもいいんじゃないかと思うシーンがちょこちょこある。

ラストシーンは細切れにして編集してもよかったかもしれない。

けど、やっぱりこの映画を今公開する意味はあるし、意味のある映画だと思う。

その辺りを含めて評価した。

lotis1040