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地球へ2千万マイル

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金星怪獣イーマの悲劇

地中海に不時着した金星探索ロケットから未知の生物が逃げ出す。地球の大気に触れ、みるみる巨大化していく…。

レイ・ハリーハウゼンが特撮を手掛けた1957年の作品。
日本では未公開だが、ハリーハウゼン・ファンなら知らぬ者は居ない隠れた名作。「金星怪獣イーマの襲撃」のタイトルでも知られる。

造型もさることながら、ハリーハウゼン・マジックによるイーマの細かな動きが素晴らしく、ずっと見ていても飽きない。
象とのバトルは本作最大の見せ場の一つ。
そして、イーマには何処か哀愁を感じさせる。

物語は「キング・コング」がベース。
イーマには何の罪も無いのだ。
映画を見れば分かる通り、自分から襲ったりはしない。
イーマを凶暴化させたのは全て人間のせい。
誰だって故郷から遠く離れた異国の地で死にたくない。
人間に好き勝手され、コロシアムで砲撃を受けるイーマは見ていて痛ましい。

“金星怪獣イーマの襲撃”じゃない。
“金星怪獣イーマの悲劇”だ。

近大
近大さん / 2015年7月31日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 単純 興奮
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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