劇場公開日 2013年8月17日

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「三時間のドキュメンタリー」陸軍登戸研究所 うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0三時間のドキュメンタリー

2021年2月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、試写会

怖い

戦中の兵器作成に携わった人々が出演し当時を語る。
当時、新兵器の開発に金を掛けていたとか、電子レンジの熱を人間に当てて人を殺す兵器とか、突飛なものを作っていた話には驚かされた。
将校に当てたら軍刀がアツアツになった話とか恐ろしい。
サムネイルの風船爆弾は作っていた人たちが素人でロクな道具もないのに屋外で風船を作って飛ばし、当時を懐かしむような感じで話されていた。あの時代を生きた人たちには青春なのだろう。

兵器開発者はどこか楽しそうに当時を語っていたので、年月を経て整理がされ想い出になると当時の狂気を含んだ開発はどこかおかしかった…と思えるようになるのだろう。

今、観ると「へぇ~?」で終わりそうだが、現代においても真面目に新兵器を作っている人が居ないはずもなく、乾いた雰囲気に恐ろしさも感じた。

うにたん♪(何観ても文句書きそうな気分)