あかり
解説
文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2011」の1作。アメリカで映画制作を学んだ女性監督・谷本佳織が、知的障害を持つ妹との実話をもとに描いた短編ドラマ。結婚式の準備をするために実家を訪れた環は、知的障害者の妹あかりと一緒に買い物へ行くことに。仲良く買い物を楽しむ姉妹だったが、あかりの何気ない発言によって環は正気を失ってしまう。そして環が目を離した隙に、あかりがいなくなってしまい……。主演は、TVドラマやCMなどで活躍する七海薫子。
2012年製作/27分/日本
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2013年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
☆3.9
2011年度ndjc作品(若手監督の実習作)。
関西の方が脚本、監督をされているだけあり、セリフが軽妙で面白いです。喋る間なんかもすごく良い感じです。
障害者ネタなんですが、好感が持てる作り方で、見ている最中も幸せな気分になります。実際に障害をもつ家族がどう思うかは定かではありませんが、僕としては良い作品に巡り合えたと感じました。
惜しかったのは終盤、終わりにかけてのお話がもう少し捻りなり、納得できるものになっていればなぁと高望みをしてしまいます。
しかし同時期に見た『くちづけ』より断然面白かったです。
今後にも注目したい監督です。