「催眠療法士X」トランス みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
催眠療法士X
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「私、失敗しないので」と言うR・ドーソン演じる催眠療法士エリザベスのドヤ顔が真に迫って来そうな、現実と幻想、現在と過去が入り混じる催眠術は万能ですわよ、と言わんばかりのパブリック・リレーションズ作品。
「魔女たちの飛翔」と言うゴヤの名画が出て来るけど、彼女は魔女の末裔だったのか、と考えさせらてしまう。
頭を半分吹っ飛ばされたギャングの親分が突然喋り出すしさ。
どんでん返しと言っても後出しジャンケンで負けたような気がして何だか釈然としない。
また催眠術をかける際のドーソンの声にはα波があるのか、脳が活性化され、心身ともにリラックス状態にしてくれる。
男が女への未練をいつまでも断ち切れないでいる構図はいかにも現代的である。
最近はその手の事件も多いし。
パイ○ン好きには垂涎の1本!
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