ROOM237
劇場公開日:2014年1月25日
解説
巨匠スタンリー・キューブリック監督が1980年に発表したホラー「シャイニング」を検証するドキュメンタリー。「バリー・リンドン」(75)で興行的に失敗したキューブリックがホラーという商業的なジャンルに初めて挑戦した「シャイニング」は、その後の多くのアーティストに影響を与えた名作として語り継がれているが、一方で一般的には認知されてない謎が散りばめられている。そうした謎の数々を、ジャーナリストや小説家、歴史学者など各界のキューブリック研究家が独自の「シャイニング」論を展開しつつ検証。デビュー作「恐怖と欲望」(53)から遺作となった「アイズ ワイド シャット」(99)まで、全作品の映像も引用しながら、天才キューブリックの脳内を分析していく。タイトルは、「シャイニング」の主人公ジャックが腐敗した老婆の幽霊と遭遇する客室に由来。
2012年製作/103分/G/アメリカ
原題:Room 237
配給:ブロードメディア・スタジオ
スタッフ・キャスト
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2022年12月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
『シャイニング』の考察ドキュメンタリーです。
こじつけ、考えすぎ、深読みしすぎ
も、あるでしょうが、
正しい考察も、あると思う。
けっこう楽しめました。
キューブリック版に不満を持つ、原作者のキング自身が監督を務めたドラマ版は、考察されていません。
キューブリックという映画監督の考察でも、ありますね。
噂される、アポロ11号の月面着陸をキューブリックが映像捏造した陰謀論、も飛び出します。
このドキュメンタリーでは触れられていませんが、キング監督のドラマ版を観てない方は、ソチラもオススメです。
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映画「シャイニング」の謎に迫るドキュメンタリーだが、
NASAが
月面に人が立った映像の虚構を暗示しているとか、
息子が来ている服に書かれている「42」は
ナチを意味しているとか、
237号室の2と3と7をかけると42になるとか、
カーペットの模様は性交を意味しているとか、
陰謀論が好きな人には楽しい議論のネタになる映画かもしれないが、
基本的にはどうでもいい映画だ。
ただ、
スタンリー・キューブリックって、
そこまで陰謀論など、様々な憶測を考えさせる
魅力のある監督さんだってことなんだね。
支配人室の間取りについての話だけおもしろかった。
本来の位置関係では、窓があってはならないって話だけど、
その間取りまでしっかり
調べた人すごいw
2021年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
あまりにも解釈がこじ付けがましく、とても共感出来ない。
観ていて「んなアホな!」とか、思わずツッコミまくっていた。
例えば、ジャック・ニコルソンがホテルの支配人と初めて会うシーンで、
握手するシーンをコマ送りにして、
支配人と机に置いてある本が股間に重なったとこでストップし
「これは支配人が勃起している事を表してるんだ」
みたいな事を得意げに語っているのです。
でも、語っている方は「どうだ!凄いだろ!」と、
言わんばかりに得意げにしゃべりたて鼻に付くし・・・
コレ観てこの解釈を共感できる人の気が知れない。
キューブリック好きだったので、かなり期待したのに・・・
本当にガッカリしました。
やっぱりちゃんとした関係者が語ったモノを観たいです。
2021年1月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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シャイニングの隠れたメッセージに、インディアン虐殺やホロコーストが有るとの説にはビックリさせられるとともに、一定の説得力を感じさせた。少なくとも、あの血の流れの映像の意味が説明できるので。又、妻が後退りしながらバットで夫を倒すシーンが息子の超能力によるとの指摘には納得させられた。
画面の目立たぬところに、実は重要なキイメッセージが隠されている。あるいは映像の重ね方に意味が有るとのことで、もう一度見たくなった。理解できないシーンが分かればとの思いもあったが、正直、ますます分からなくなった部分も。何故、あのおじさんは頭から血を流しているのだろうか?
まあ、キューブリック監督の凄さの一端を理解するのに、大変に役に立った。