13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティのレビュー・感想・評価

単純な温故知新ではないのが良いね。
言うまでもないが、何一つ経験せずに純粋なだけで能力を発揮出来る訳がない。
だから、出鱈目な話なのだが。
なんとなく、カフカの『変身』を思い出す。つまり、実存哲学ってことなのだろう。
しかし、いきなり30才なんて『絶望的だなぁ』でも、僕なんか今でも『突然、
65才になっちまった』思っている。でも、その年に戻りたいとは思わない。やり直して、『別の道を歩みたい』なんて思いたくもない。今の自分が一番だと思う。そうさ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』だよ♥
しかし、この主人公の女の子、今は本当にサーティーンなんだね。この映画で、昔の自分見てどう思うか？

しかし、この映画の結論『自分らしさの回復』は今も到達していない。寧ろ、個人の領域まで口を挟んでくる時代だ。色々な意見があろうが、ＡＩにまで気を使わなければならないこの時代が嘆かわしい。