「ようこそ、自殺用品専門店へ」スーサイド・ショップ みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
ようこそ、自殺用品専門店へ
これは珍し~いおフランスの架空の街を舞台にしたアニメーションざんす。
自殺用品専門店を営む一家のお話と言うのは目新しかったけど、その一家の各キャラクターに魅力が感じられなかったざんす。
特に母親のルクレスが、ミーにはずっとサンドウィッチマンの伊達ちゃんにしか見えず、ほとほと困ったざんす。
ミュージカル仕立てにした意図も、ミーには全く理解出来なかったざんす!暗い曲ばがりで気が滅入るでざんすよ。
おフランスの名匠と呼ばれるパトリス・ルコントなのに、柄にもなくティム・バートンを意識し過ぎちゃったのかなあ。
男の究極の願望を描いた『髪結いの亭主』で、永遠の愛は死によってもたらされるものだと雄弁に語っていたルコントが、自殺防止キャンペーン映画を撮っていてはダメざんす!シェー!
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