「物語のない人生は“無”だ」危険なプロット みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
物語のない人生は“無”だ
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初歩的なミスにより鬼才デビッド・クローネンバーグ監督の『危険なメソッド』と間違えてレンタルしてしまったけど、次に起きることを、どう面白く見せるかと言う脚本が秀逸で最後まで興味を切らさずに見ることが出来ました。
そして気がつけば我々も皮肉で尊大なクロード青年の罠にまんまと嵌められ、お預け、寸止めを食らう羽目に。
「続く」と言う文字がやみつきになる。
クロードは自分の好奇心を満たす為に、鍵穴から中産階級の家庭を覗き見していただけであり、その文体は文学と言うよりも、むしろゴシップ記事に近かったように思う。
他人への干渉は、ほどほどにしておかないと、国語教師ジェルマンみたいに天罰ともとれる自滅を招いてしまうかもしれません。
人生で本当に必要なものって
愛なのか、
友なのか、
師なのか、
いろいろ考えさせられました。
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