劇場公開日 2013年10月12日

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「ドラマの総集編前編みたいな映画ですが、面白いので、これはこれでいいと思います。」おしん Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ドラマの総集編前編みたいな映画ですが、面白いので、これはこれでいいと思います。

2013年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

萌える

そんなにファンというわけでもないけれど、最初にかかったテーマ曲がドラマと同じなのがうれしかった。

ドラマ版の前半の名場面を、次々につないでいる感じなのですが、演出がいいのか、よくまとまっていて、ダイジェスト版のような不自然な感じはしなかった。

最初から泣ける映画はめずらしいけれど、おしんがいかだに乗って年季奉公に出るシーンですぐ泣けて、それから後も次から次へと名場面を入れてくるのでまったくあきず、何時間でも見ていられそうでした。

だけれども、見る前に気になっていたことなのですが、かなり長いストーリーなので、どこまでやるのかわかっていなかったのがよくなかった。

まだやるだろう、まだ続くだろうと思っていたところで、突然終わってしまったので、え?ここで終わり?という感じが否めなかった。(続編あるのかな?)

見てない人のために書いておくと、おしんのおばあさんが亡くなるところまでです。

そこまでと思って見た方がいいです。

主役のここねちゃんは、演技うまいし、かわいいし、今のところこの映画のおしん以外のイメージはついていないので、非常によかったです。

ですが、父ちゃん役と母ちゃん役の稲垣吾郎さんと上戸彩さんは、ちょっときれいすぎておかしい。

特に上戸彩さんはきれいすぎて変。

集客をねらってのことなのだろうけど、本気でやるのならドラマ版の泉ピン子さん的な人でやるべきだけど、エンタメ的にはビジュアルがよかったので、これはこれでいいのかもしれない。

その泉ピン子さんと元祖おしんの小林綾子さんが、二度目の奉公先の親子の役で出ていたのが面白かった。

Push6700