GODZILLA ゴジラのレビュー・感想・評価
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ゴジラVSムートーの場面は迫力がありよかった。ストーリーは良いとは...
ゴジラVSムートーの場面は迫力がありよかった。ストーリーは良いとは言えないが、ゴジラをなかなか登場させず部分的にみせていくのはいいと思った。芹沢猪四郎博士が解説役でしかないのが残念、活躍させてほしかった。
焦らしまくってからの咆哮
・ドラマパートはわりと退屈。そんなに深みもないので、飛ばしちゃう
・ゴジラの迫力はさすが。飛行場での登場シーンなんか、繰り返し観てしまいます。もう少しCGっぽさが消えたら良いな
・敵怪獣も嫌いじゃない。しっかりと存在感がある
重量感のある怪獣バトルだけをとっても、観る価値有りです
大迫力で贈る正真正銘「GODZILLA」
監督が「モンスターズ 地球外生命体」のギャレス・エドワーズだと知った当時、新人監督に任せた製作サイドはどういう心境だったのだろうと日々考えていた時期もある。
ローランド・エメリッヒ版「GODZILLA」の失敗が記憶に新しいハリウッド製ゴジラだったため、公開前はひやひやしていたが、世界中で大ヒット、日本でも30億円というヒットを叩きだし、ひと安心。
私自身、「シン・ゴジラ」を観賞した後の今現在は年代も近いということからこの2作品を比べがちだが、個人的にはこの2014年ハリウッド版「GODZILLA」の方が好みだ。日本では表現出来ないであろう大迫力の映像で大いに感動し、特にゴジラの表情、咆哮をあげた際の皮膚の揺れ具合など、細かな所で更に感動できる。「シン・ゴジラ」のゴジラも好きだが、映像の点ではやはりハリウッドには及ばない。
ややアドベンチャー寄りで楽観的なハリウッド版第1作に比べ、本作は描写も全体的に丁寧で、ゴジラという大きな脅威だけでなく人間模様も期待以上に丁寧に描かれていたため、かなり引き込まれる。トンデモ日本描写も控えめ(あくまでも控えめ)で、特に気にならなかった。また、ゴジラの描き方も好印象だ。既に地上波で放映されているため書き込むが、本作ではゴジラは人間の敵ではなく、人類の脅威となる別の怪獣、MUTO(ムートー)を倒すために現れたという設定である。前回のハリウッド版の様に人間から攻撃を受け、死に至る可哀想なゴジラを観なくて済んだ。ゴジラは別に人間を助けに来た訳ではなく、本人も人間には特に関心は無さそうで、ただ単に自身の脅威となる存在を倒しに来たという感じだと考えられる。
それが結果として、人類を救った形となり、ゴジラに対する人々の考え方が変わる。そして鳴り響いた歓声。私自身も芹沢博士のラストシーンの様な表情になってスクリーンを見上げていた。この感動は暫く忘れられそうに無い。
まずまず。 渡辺謙さんが常に戸惑い顔で浮いていた。 謙さんの存在意...
まずまず。
渡辺謙さんが常に戸惑い顔で浮いていた。
謙さんの存在意味がよくわからなかったけれど、それなりに楽しめた。
人の力じゃどうにもならない存在が現れたときの混乱ぶりはよくわかった。
その中で家族、夫婦をいかに大切にしていくべきなのか。
ただ、相手方の怪獣の母性は必要ないな。
あれはちょっと嫌だったな。
他は楽しめた。
部屋を暗くして画面を明るくして観ましょう
アメリカ製のゴジラも結構面白い。
映像の迫力はやはりケタ違いの出来だ。
ただ、肝心のクライマックスで
画面が非常に暗いので見辛い場面が多い。
あらかじめTVの明るさを調整してからの
鑑賞をオススメする。
「シン・ゴジラ」などと比べずに
純粋な怪獣映画として観れば、
充分な出来だと思う。
楽しめました
世界で500億円以上、日本で30億円台の興行収入を稼いだ作品だけあって、老若男女関係なく楽しめる作品だと思います。
出演怪獣がゴジラ単体の場合はゴジラが悪役に徹し、ゴジラ以外の怪獣が出てくる場合はゴジラが人間の味方という、日本のゴジラ映画の流れを忠実に再現されていて、監督のゴジラ映画への愛着が垣間見れる作品でした。
ゴジラの姿も前作のハリウッド版に比べると、日本のゴジラを踏襲している感じで良かったです。
リアルゴジラ
オープニングからでかい富士山と、変な日本家屋が出てきて、どーなるコトかと不安になったけど、その後はド迫力映像が満載。
ストーリーはおいといて…なかなか良い''怪獣映画''でした(^^)d
日本映画では、あのド迫力映像は無理だろうなぁ~
しかし、ハリウッド映画は、最終的には''核''で解決しようとするけど、''核''ってモノを解ってないのかね…
まぁとにかく、98年の(オリジナリティー溢れる?)エメリッヒ版ゴジラと比べると、ゴジラ愛が感じられて日本人も納得の作品になったんでないでしょうか(^^)b
シンゴジラ観てから見ると
シンゴジラ観た後で見ると、子供向けで幼稚な内容かと感じる。
閣議決定を通し発砲許可をとるシーンだらけの日本版と比べ対照的です。
渡辺謙さんの演技は好きです。あと主人公の奥さんElizabeth Olsen。
ゴジラリスペクトしすぎ?
神と言うか神獣になってるわ。
獣と書いたが、明らかにマッチョなゴリラっぽさが顔に出てた気がする。
アメリカナイズされた感が顔でわかる。
金は当然掛かっているから、映像は言わずもがなで迫力十分。
しかし、物語自体はありきたりで、敵性生物の出現で対決、去って行くゴジラ。
物語がこの数行で終わりそうな内容。
以前の名前だけゴジラ(トカゲ)と比べたれば遥かに納得できる(笑)
十分楽しめました
予告編がネットに流れて以来、楽しみにしていた映画でした。
まず頭に置かなければならないのは、この映画はハリウッド映画だと言う事。
着ぐるみのゴジラを期待していた方々は、東宝のDVDをご覧ください。
「東宝子供祭り」のお陰で正義の味方もどきになりましたが、ゴジラとは本来は恐ろしい存在だったはず。
悪の使いでもなく、正義の味方でもないゴジラが本来の姿。
そして今回の作品で驚いたのは日本版の怪獣映画だと言う事。
まさか怪獣vs怪獣の映画だとは想像していませんでした。
ただの大怪獣が一人で(一匹で)暴れる映画では無かったのは嬉しかったですね。
怪獣のデザインは人それぞれで好き嫌いが有るでしょうが、ストーリーは楽しめました。
ヒューマンストーリがクサイと、言われる方々は、もっと酷いトランスフォーマーと言う映画をご存知無いのかと疑ってしまいます。
ラストで、ゴジラの姿を見た民衆からの賞賛されるシーンは、思わず拍手したくなりました。
重箱の隅をつつく見方ではなく、純粋に娯楽映画として楽しみたい映画でした。
機会があれば3Dでも見てみたいものです。
前作よりはマシだった
ゴジラ映画をハリウッドが作ったのは,1998 年に続いて2本目である。前作は,肝心なゴジラのデザインがイグアナみたいで最悪だったのに加えて,ストーリーはエイリアンシリーズからパクったようなオリジナリティの低さが我慢がならない超絶的な駄作であった。聞くところによると,前作のデザインが日本製ゴジラと大きく違っていたのは,フィギュアの売り上げで日本製と明確に区別がつけられるように,という商売最優先の下心があったためらしい。製作陣の期待に反して前作の評判は散々で,イグアナのようなフィギュアが売れたなどという話も聞いたことがないし,今作でも前作の話は全くなかったことになっているので,ターミネーターシリーズの T3 のような黒歴史という扱いなのであろう。
前作の監督は昨年「ホワイトハウス・ダウン」という超絶的な傑作を見せてくれたローランド・エメリッヒだったが,脚本が悪過ぎたせいだろうか。だが,前作の脚本には監督自ら参加しているので,言い訳はできないと思う。放射線を吐かないゴジラなどゴジラとはいえないのである。
一方,今作ではゴジラのデザインは日本製に非常に近く,効果的で優秀な CG と相まって,視覚的には非常に満足のいく出来であったことにまず感謝したい。だが,問題はまたも脚本にあったような気がする。まず,ゴジラが単体で大暴れするのかと期待したら,ほとんどの話は MUTO という新種の怪獣に割かれていて,ゴジラがほとんど脇役になっていたのには心底から失望を禁じ得なかった。60 年前の日本のゴジラも,第2作からは別怪獣が出て来たので,対戦ものになるのは避け難い宿命なのかもしれないが,せめて2作目からにして欲しかった。また,ゴジラの行動原理が全く分からず,非常にご都合主義的な役割を与えられてしまっていたのが残念の極みであった。
人間側のドラマも穴だらけで,米軍は無能の集団のように描かれ,折角出て来た渡辺謙の日本人学者も,行動が非科学的で根拠のないことを推測だけで断言してしまうようなキャラ設定だったのにはほとほと脱力した。主役親子の話を盛り込んだのは,MUTO の生態に関連づけるためなのであろうが,あまり上手く絡めていたとは到底言い難かった。それにしても,結局アメリカ人の考える生物的恐怖というのは,未だにエイリアンの域から出ていないのかとため息が出た。
音楽は伊福部昭の音楽が少しは回想されるのではと期待していたが完全に肩すかしであった。調べてみたら,フェルメールを題材にした「真珠の首飾りの少女」の音楽も担当していた人だったので驚いたが,作風は全く違っていて,やたら Trumpet の高音を使う人だという印象であった。それなりに頑張っていたと思うが,全編中最も印象に残った音楽が,米軍がパラシュートで降下する時に流れた Ligeti のレクイエムだったのは,この作曲家には気の毒ではなかったかと思う。Ligeti のレクイエムは「2001 年宇宙の旅」のモノリスが登場するシーンで流れる曲で,神秘性が物凄い名曲であり,予告編で流れていたのが印象的であったが,本編でも使われていたことに Ligeti ファンの一人として非常に嬉しかった。
3D 版を見たのだが,特に 3D である必要があったシーンは記憶にないので,2D 版で十分ではないかと思った。3D 版は日本語吹き替えなので,むしろ全員が日本語を喋っていることの方に違和感を覚えた。主役の妻役の吹き替えがどんな場面でも酷い棒読みだったのも気に入らなかった。面倒なことを考えずに,怪獣が非常にリアルに町を破壊する様子を「すげ〜」といって眺めるのが最も良い鑑賞法なのかも知れない。2D 字幕版も見に行ってみようかと検討中である。
(映像5,脚本3,役者3,音楽4,演出5)×4= 80 点。
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