神様のカルテ2のレビュー・感想・評価
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そばに居なくても気持ちは寄り添える
やっぱり続編があれば観たくなるよね。
櫻井翔扮する栗原一止が務める本庄病院に藤原竜也扮する栗原と同期のエリート進藤辰也が赴任してきた。医療の底辺へようこそと栗原は言った。ところが何故か進藤辰也の勤務態度は悪かった。
医師にとって家族とは何か? 主治医の責任とはどこまでか? 患者に寄り添う治療とは休みなく医師が働く事か? 確かに患者の家族は医師を責め、家族を犠牲にしてでも責任を果たすのが当たり前と思われるのが普通かな。でも医師にも生活がある。ある程度の割り切りが必要なんだろうな。そばに居なくても気持ちは寄り添えるか。
患者のために奮闘する青年医師
満身創痍になりながらも、患者のためにという理想を貫こうとする地方病院の青年医師が主人公。
主人公、親友、先輩の三組の医師夫婦が、仕事と家庭、夫婦のあり方、命の尊厳という問題と葛藤しながら、彼らなりの答えを出していく過程が静かに感動的に描かれる。
重たい問題ばかり扱っているが、全編を通して悲壮感はない。夫婦は離れていても気持ちは寄り添うことができるという台詞に集約されているように、人間愛に根差しているからだろう。
厳しい現実描写の合間に松本の美しい風景が挿入されているのも効いている。観終わって心洗われる気持ちになる。
前作以上に医療現場の過酷さを描いた内容でよかった。 また、今回は古...
前作以上に医療現場の過酷さを描いた内容でよかった。
また、今回は古狸先生が病に侵されたということで、より感情移入できた。
「神様のカルテ」というタイトルは本作の方がよりしっくりくる内容だったと思う。
「今日は医者の顔をしてきてしまいました(名言だと思う)」by高山教授
ヘリポートまで作っている本庄病院。先端医療ではなく地域に根ざした基幹病院を目指しているとのこと。地域の誰もがいつでも頼れる病院を目指す貫田誠太郎(柄本明)の志の賜のように思える。そんな研究職には向かない人間らしい医師が集まる病院。
旧友の進藤医師(藤原)が赴任してくる一方で、御岳荘にも新しい住人屋久杉(濱田岳)が入ってくる。将棋部三角関係事件、コーヒーぶっかけ事件、糖尿病患者飲食事件、それぞれのエピソードも面白いけど、進藤医師が提示に出勤して定時に帰宅するという悪評判が広がっていたことが最初のテーマ。
医師は過労死が多い。医者の不養生とはよくいったものだと常々思う。進藤の妻(吹石一恵)が東京の病院に残った理由も、一日休んでしまったため患者から責められたことが起因していた。そして、貫田があまりの過労で倒れてしまうことがメインになってくる。安静にしなければならないのに医師の使命を全うし、33人の患者の詳細な情報を一止に託すのだ。
糖尿病患者の佐藤二朗はありえないけど、他の部分はとてもリアルでよく出来ている。医者だって人間だ!決して神様なんかじゃないけど、心は神様のようにも見える。栗原医師は映画前作よりも成長し、人間味も増してきた。また、進藤との友情も見応えがあった。日本百名山の一つである常念岳。星空も見てみたいものだなぁ~そしてサラ・ブライトマンの歌のおかげで評価を上げた。
前作と続けて見たら、櫻井翔が別人のようでした。何年か経った設定なの...
前作と続けて見たら、櫻井翔が別人のようでした。何年か経った設定なのかと思ったらまだ赤ちゃんが産まれる前だったので一年未満しか経っておらず、見ていて違和感がありました。
前作はちょっとボサッとした印象だったのが、今作では頭の良いエリート感が強く別作品に感じました。
ストーリー展開は前作と同様ありがちでしたが、王道というかテッパンで普通に面白かったです。
TVスペシャルのような内容!!
二回目の鑑賞です。医療ものというよりはハートフルドラマだと思うので、緊張感はあまりありません。3組の夫婦が出てきますが、彼らの関りや思い、葛藤が絡み合うというよりは、並んでまったり進行するTVドラマのような印象です。何が主題なのかわかりにくい映画でした。主人公夫婦の喋り方が変で、大勢の騒がしい同居人たちは必要だったのでしょうか。医師が抗がん剤を自分自身に使うでしょうか。「医師の話ではない。人間の話をしているのだ」と予告にあった通り主人公は熱血医師ですが、正論が通って何かが変わり観客がスッキリするというクライマックスもありません。それっぽく見えますが、有名キャストがたくさん出てくるだけの退屈な映画です。
地味だが良い
医者も人間ということを考えさせられる映画だったし理想と現実の困難さも物語れてる映画だったかなと。
スーパードクターがいるわけでもないから地味ですがしんみりと伝わる良さがありましたし泣きました。
医者を描いている作品ではなかった。 医者である人達の人間を描いた。...
医者を描いている作品ではなかった。
医者である人達の人間を描いた。。。。
患者に接せる時に、まず1人の人として接する。
同僚に対して、仲間として接する医者がいた。
泣く。
神様のカルテ…今回の神様のカルテも深いものがありました。
やっぱり泣いた。映画館で見なくて良かったと思うほどに。笑
医師・看護師さんホントにお疲れさまですとお伝えしたくなる作品でした。
と思うくらい、どの役者さんも良かった!
人間ドラマが重い感じなんだけど、途中挟む宮崎あおいがすごく爽やかで癒してくれる。
かわいいなぁと改めて思いました。笑
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