劇場公開日 2013年6月15日

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「ママ」嘆きのピエタ filmpelonpaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ママ

2020年2月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ところどころカメラがブレたり、「こんな雑なズームある?」という寄り方だったり、不思議な映像が入る。どこにも視点が定まっておらず、なんか安っぽくみえて、奇妙な時間が続く。

と思ったら母親が何か企みはじめて、ああそういうことかと。借金取りの鬼が心を鎮めていく過程は息もできないを思い出しましたが、こちらもきちんとバッドエンド?に着地してた。

というか主人公ガンドは母親が債務者の母親だったと最後に掘り出したセーターの男から気付いたでしょうから、そこで絶望ではなく騙された怒りが起こるのかなと思いましたが、まあこの時点で悲しみを取り戻した人間になっていたということなんすね。トラックの下での自死の選択は少し疑問が残った。最後の血を曳くトラックシーンはよかった。

filmpelonpa