「この歴史を忘れるな」セデック・バレ 第二部 虹の橋 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

セデック・バレ 第二部 虹の橋

劇場公開日 2013年4月20日
全15件中、3件目を表示
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この歴史を忘れるな

日本統治下の台湾で起きた台湾先住民族セデック族による坑日運動“霧社事件”を描いた2部作からなる歴史大作。
第二部では、日本軍の反撃で次第に劣勢になり、戦いに参加したセデック族の悲しき末路を描く。

第二部はちょっと粗い点が目だった気がした。
第一部はドラマ的にメリハリあったが、第二部は戦いがメインとなり、少し間延び。
史実との相違も。日本軍の近代兵器の反撃でセデック族は瞬く間に劣勢、日本側の死者は兵22名、警官6名と記録されているらしいが、映画ではセデック族はまだまだ強さを誇り、日本側の死者もおびただしい。
安藤政信はセデック族に理解ある軍人なのだが、どうも立ち位置が中途半端。
日本軍に助力する(させられる?)セデック族が参戦、どっちがどっちだか混乱。
終盤、家族もろとも自決するセデック族、散々セデック族を敵視していたのに「大和魂を見た」と心境変化する日本軍司令官など、それらの描写をもっと深く描いて欲しかった。

でも、決してつまらなかった酷評レビューではない。
見応えは言うまでもなく、映画の大部分を占める戦いのシーンはさながら「ランボー」+「プライベート・ライアン」のような迫力。

多くの者が死んだ。
多くの血が流された。
許されない罪があった。
正当化されない残虐な行いがあった。
繰り返してはいけない過去。歴史。
この哀しみの中から、学ぶべき事、語るべき事、忘れてはならない事はある。

総4時間半の長尺。
見る時は是非一気見で!

近大
さん / 2015年5月13日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 興奮
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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