劇場公開日 2013年3月16日

「『ジョーカー』っぽい。」ぼっちゃん せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0『ジョーカー』っぽい。

2020年10月27日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

秋葉原通り魔事件の犯人がネットに書き残した大量のつぶやきを元に大森監督が犯行に至るまでの物語を描いた話。
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まずこの映画見る時に注意しないといけないのはあくまでフィクションだということ。大森監督がこうだったかもしれないと考えた話。
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この映画の評価が低いのって、秋葉原通り魔事件っていう私でも記憶にある衝撃的な事件で、そんな事件で加害者に寄り添った映画を作るとなると賛否両論あるのはしょうがない。実録犯罪ものは、『罪の声』みたいに事件を追う側がメインの方が誰にでもウケは良いはず。
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この映画、事件より社会の隅っこで生きる男がどのような末路をたどっていくのかっていうプロセスがメインなので、日本版『ジョーカー』みたいでもあった。しかも『ジョーカー』と違って、そこにはちゃんと現実の友情があったりするので余計悲しい。
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そして最後、サイドブレーキを上げたことがこの映画がフィクションだということを再確認させられる悲しい終わりだった。

せつこん