劇場公開日 2013年6月28日

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「最後はそこそこぐらいで」ハングオーバー!!! 最後の反省会 スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0最後はそこそこぐらいで

2015年10月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

シリーズ三作目、一応完結編と言うことで、最後はどこまでぶっ飛んでしまうのか、期待して見たら意外と地味な感じでしたねぇ。
見る側の慣れもあるとは言え、今回はそもそもハングオーバーしてなかったような。
マンネリを嫌ったのかは分かりませんが、やはり酔っ払って記憶失くすパターンじゃないとこのシリーズはダメでしょう!

まあでも普通に面白かったのは面白かったんですけどね、普通じゃないのがこの映画の売りですから、普通レベルの巻き込まれ型の笑いでは、どこか物足りないんだなぁ。
ステュとフィルの活躍度が薄かったのも、物足りなかった要因の一つでしょうか(逆にダグはいつも通りの薄い存在感でニヤリ)
ブラッドリー・クーパーが売れっ子になって忙しくなったからなのかね?

で、今回メインとなったのはアランの成長物語。
この男が成長するのはありえないと思っていましたが、彼らしさ全快の成長物語は、まずまずの見応えがありましたね。
相変わらずイカレてはいましたけど、一風変わった恋物語もあったりと、「ハングオーバー」らしからぬ変化球は、まあこれはこれでありと言えばありなのかなと。
でも、なんとなくスピンオフ物って感じがしないでもなかったですが。

そんなメインの4人がはっちゃけていなかった分、暴れまわったのはおなじみのチャウでしたが、彼はそこそこの出番の方が味が出るんですよねぇ。
さすがに出すぎ、でもまあ面白かったですけどね。
あとへザー・グラハムの再登板はちょっと嬉しかったです!
幕引きとしては、もっと見たいと思わされなかった分、ある意味これで良かったのかな、でもエンドロールを見るとまだまだ見たいような・・・。

スペランカー