盗聴犯 死のインサイダー取引
劇場公開日:2012年8月18日
解説
「インファナル・アフェア」シリーズを手がけたアラン・マックとフェリックス・チョンが監督、「新宿インシデント」のイー・トンシンが製作を務めたサスペンス。香港警察情報課の刑事ジョン、ヨン、マックスの3人は、不正株取引の疑いのある企業と、その社長ローを盗聴器やカメラを駆使して監視していた。しかし、それぞれ家庭の事情で金に困っていたヨンとマックスは、捜査過程で入手したインサイダー情報をもとに株に手を出してしまい……。
2009年製作/100分/香港
原題:竊聽風雲
配給:ツイン
スタッフ・キャスト
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2013年12月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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インサイダー取引や株価操作の捜査のためにある事務所に盗聴装置を取り付ける捜査員三人。遅番の監視を担当する彼らはその会社の株価が値上がりするという情報を耳にする。
当然報告に残すべき情報だが、三人のうちの一人ヨンに悪魔が囁く。
折しも検査で肝臓がんが見つかり余命一年と宣告された子沢山の彼は家族に金を遺したかった。ヨンはその場にいたマックスに情報を隠蔽して欲しいと頼む。玉の輿の結婚が決まったものの彼女の家に引け目を感じるマックスもその話に乗る。
二人の企みに気付いたジョンは二人を止めようとするが…。
いわゆるミイラ取りがミイラにという展開だが、これが見応えタップリ。
多少の突っ込みどころはあるものの二転三転するストーリー展開は飽きさせない。
残酷ではあるけれど、非情なところもいかにも香港映画らしい。