劇場公開日 2004年2月28日

三面夢姿繪のレビュー・感想・評価

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3.5みつおもてゆめのすがたえ

2020年10月30日
PCから投稿

伝説のモデルお葉(およう)の話。
竹久夢二の前では人形のように振る舞い、伊藤晴雨の前にはSッ気のある酒の強い女として現われてモデルとなり傑作を完成させる。そのあとでもう1枚描いてくれとそれぞれの画家に頼みモデルをする。2つ目の傑作が出来上がった頃には、二人ともお葉に対して特別な感情がわいてる。
竹久夢二には心中しようといって、伊藤晴雨には駆け落ちしようというが、二人の前から消え、今度は武二という画家のもとでモデルをしている。登場人物全員集合の前でオヨウじゃなくてカネヨです、それ以外誰でもないと言い切る。

伊藤の前のお葉はロックな感じがあってセリフがかっこよく、奮い立たせるような挑発するようなやりとりが非常に良かった。
「呑もうが呑まいが関係ねぇんだよアンタは天才なんだから」とか。本当にこのモデルによって描かされたかなと思った。

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