逆襲!殺人拳

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解説

“殺人拳”シリーズ三作目。殺人者集団のボスを捕えるため無法街に飛び込んだ剣琢磨と武道の達人たちの死闘を描くアクション映画。脚本は「極道VS不良番長」の高田宏治と志村正治、監督は脚本も執筆している「三代目襲名」の小沢茂弘、撮影は「山口組外伝 九州進攻作戦」の山岸長樹がそれぞれ担当。

1974年製作/83分/日本
配給:東映

ストーリー

東京・西銀座のテレフォンサービス嬢、君子が中継する電話がけたたましく鳴る。財界の黒幕、大和田青巌から剣琢磨へ、警官隊に包囲されている弟、剛を助けてくれとの依頼の電話である。早速、琢磨は機動隊にまぎれ込み、剛を救出するが、青巌の本当の狙いは剛が手に入れた東光化学の内情を暴露するカセット・テープで、琢磨への礼金はニセ札を掴ませた。怒った琢磨は部下たちを叩きふせるが、青巌の用心棒で台湾から来た女拳士・火鳳には手こずる。一方、青巌はテープで東光化学社長を恐喝、十億円を請求するが、その場に琢磨が飛び込みテープを奪い取り逃げ去った。青巌は火鳳が愛想をつかして用心棒をやめたので、シカゴからフランキー・ブラックを呼んだ。青巌の妹・亜矢が色仕掛けで琢磨からテープを取り戻そうとするが失敗。そんな時、検察庁・検事の国頭武良が、君子を人質にしてテープとの交替を要求して来た。琢磨は国頭にテープを取られた上、国頭の沖縄古流“大津波”によって叩きふせられた。その傷の癒えた琢磨は、正武館の正岡憲道を訪ね、“大津彼”を破る必殺技の教えを乞うた。やがて、琢磨は国頭の不意を襲いテープを取り戻す。帰途、琢磨の車に強引に乗り込んだ火鳳たちを青巌一派が待伏せ、火鳳は琢磨の身代りに殺されてしまった。一方、国頭は青巌と手を組み、琢磨に支払うべく十億円を横取りしようとするが、青巌は裏切り海外脱走を企む。青巌の裏切りを知った国頭は、出港準備のヨットに潜入、青巌を殺す。そこへかけつけた琢磨が現われた。激烈な死闘がくり広げられる。国頭は恐怖の必殺技“大津波”の構えに入り気合一閃! だが落下してくる国頭めがけて琢磨の足刀が炸裂、絶叫とともに岩礁に叩きつけられる国頭。立ち上った琢磨に、亜矢が銃を射つ。そして、亜矢は爆破装置が仕掛けられている車に乗り込み発車させた……。轟然たる爆破とともに、何枚もの一万円札が空中に舞った……。

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