おヤエの初恋先生

劇場公開日

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解説

「おヤエのもぐり医者」に続くおヤエシリーズの一篇。脚本・高橋二三、監督・春原政久、撮影・峰重義といずれも前作と同じ顔ぶれである。

1959年製作/56分/日本
配給:日活

ストーリー

ヤエ子が東京近郊のある高校に赴任して来た。体操の教師である。早々に三年B組を受持たされてヤエ子は感激したが、そのB組に学校でフダツキの不良が五人もいることはつゆ知らなかった。最初の授業で雨天体操場に現われたヤエ子はまず驚いた。みつ子という女生徒を中心に五人組は勿論クラス中がジャズを鳴らして「螢の光」を大合唱しているのだった。みつ子の話では五人組が学校を中退して家事を手伝うので、送別会をしているというのであった。きけばヤエ子の前任浜田先生はこの五人組に悩まされてノイローゼになってしまったという。ヤエ子が校長先生に五人組のアルバイトを頼むと、かねてより手をやいていた校長先生は快く思わなかった。しかし機嫌を直した校長先生は彼らにペンキぬりの仕事を世話した。しかし五人組はペンキを廊下に撒いて先生一同を悩ませた後、判の押してない退学届を出して学校から消えた。戸別訪問したヤエ子は真剣に働く五人の姿に驚いたが、ともかく浜田先生が彼らのために町の有力者を紹介してくれた。街の与太者の親分大造が旅芝居のポスター貼りの仕事をくれた。しかし芝居は不入りで、報酬には楽器を貰った。視学が学校を訪れた時、彼らはヤエ子の指揮するブラスバンドの見事さに驚いた。面目をほどこした校長先生はヤエ子や浜田先生を激励した。これを聞き込んだ大造が札束をもってヤエ子のところにキャバレー出演の話をもって来た。しかし仮面はつけたものの、一同はたまたまキャバレーにやって来た校長先生や教育委員に見破られた。ヤエ子は転校した。後任はかの浜田先生だった。転任の日、浜田先生と五人組のうたう螢の光に見送られて、泣き笑いのヤエ子を乗せたバスは遠ざかって行った。

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