鍔鳴り三剣豪

劇場公開日:

解説

「女王蜂の怒り」の内田弘三の脚本を、「人形佐七捕物帖 腰元刺青死美人」の山田達雄が監督した娯楽時代劇。撮影も同じく「人形佐七捕物帖 腰元刺青死美人」の河崎喜久三。

1959年製作/78分/日本
配給:新東宝
劇場公開日:1959年1月27日

ストーリー

板倉家に輿入れが決った戸田家綾姫の江戸入りの途中を黒覆面の一隊が襲った。戸田家の滝口弥十郎と板倉家の関根三郎兵衛の力で姫は事なきを得たが、輿入れの土産、名宝千鳥の香炉が奪われた。数日後、こんどは姫の婚約者徳丸君が遠乗りの途中これも黒覆面に襲われた。このころ“大小喧嘩買受候、武芸百般の達人菊一文字左近”の大看板を肩にした浪人左近は、加藤屋敷跡で錦頭巾の侍から二百両で三郎兵衛の暗殺をたのまれた。しかし三郎兵衛と刃を合わせた左近は、二百両では安すぎるとサッサと引きあげてしまった。さて板倉家恒例の鷹狩りの日、三たび現われた黒覆面の一隊は、徳丸君を襲って谷底へ転落させてしまった。徳丸君は行方不明となり、公儀届出のため開かれた大評定では側用人佐久間玄蕃、大隈帯刀らが分家小栗美濃守の子息犬千代君を家督に定めるよう主張していた。この動きに疑問を持った三郎兵衛は必死に徳丸君の行方を求めたが否として知れなかった。しかも姫は何者かの手で誘拐されてしまった。こんなある日、町医者岡村宗庵と娘琴路は薬草探りの途中炭焼き小屋で徳丸君を発見し美濃守に知らせたが、帰途何者かに襲われ左近の腕の中で息を引きとった。すべてを察した左近は三郎兵衛、弥十郎とともに加藤屋敷を襲い黒覆面一味を滅した。晴れの婚儀の日、三郎兵衛は美濃守の非をあばいた。三人の手で陰謀団はことごとく捕えられた。

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