爆笑王座征服

劇場公開日:

解説

大蔵社長自ら陣頭指揮に当ったショー映画で、監督は「宇治みさ子の 緋ぢりめん女大名」の毛利正樹、撮影は「人形佐七捕物帖 腰元刺青死美人」の河崎喜久三。音楽は長瀬貞夫。新東宝スターが総出演している。

1958年製作/26分/日本
配給:新東宝
劇場公開日:1958年12月28日

ストーリー

大新東宝劇場の新築開場披露が行われた。先ず最初は高島忠夫・久保菜穂子・大空真弓の歌。歌が終ると背景は火炎に包まれた会津若松城に変り江畑絢子、藤木ノ実、田原知佐子等十数人の青春スターが扮する白虎隊の群舞、この舞台が暗転。青いライトの中に抱きあう二人は浪子に扮した高倉みゆきと武男に扮した和田桂之助。しかし二人は突然現われた女拳銃王姿の小畑絹子に殺されてしまった。舞台は第二部・背景は中国のあるキャバレー。フロアではグラマー女優三原葉子、万里昌代のヌード・ショーが展開されていた。客は中山昭二、天知茂等。その中の多数の乾分に囲まれた親分丹波哲郎が花売娘の三ツ矢歌子にいどみかかると、宇津井建が現われ皆をのしてしまう。舞台は第三部、歌舞伎調の華やかな背景へと変る。五大俳優による白浪五人男、日本駄右街門の嵐寛寿郎、赤星十三郎の明智、弁天小僧の中村、忠信利平の天城、南郷力丸の坂東好太郎らが登場、大見栄があって黒幕が切って落されると、向う稲瀬川、聖天山船宿が遠く灯入りで見える場となり、鮎川・小高のひきいる捕手に囲まれる五人男の大立廻り。ニューフェイス達のドジョウすくいでこのグランド・レヴュはフィナーレに近づく。

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