底抜け忍術合戦 俺は消えるぜ

劇場公開日:

解説

「底抜け忍術合戦」の続篇で、小野田勇の原作を、中田竜雄・淀橋太郎・蓮池義雄が脚色、斎藤寅次郎が監督した。撮影も岡崎宏三で前作と同様。出演者も、三木のり平・環三千世・トニー谷・八波むと志と同じ顔ぶれである。

1958年製作/61分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1958年11月11日

ストーリー

大阪城の秘密の絵図面を徳川方の隠密・早耳甚内に盗まれた大阪方は、忍術の大家、戸沢白雲斎の娘で男装の忍と弟子平助に、絵図面取り返しを命じる。その途中、女道中師お銀は、女とも知らず忍に惚れ、一方、忍は山賊に捕ったが浪人弦三郎に助けられた。忍・平助の両人は首尾よく甚内から絵図面を取り返したものの、甚内一党にかこまれ、魔法鏡の偉力で術を破られそうになったところ、再び弦三郎に救われた。だがその間に絵図面はお銀の手にわたり、再び一同の追いかけが始った。たまたま甚内・平助は寂しい山寺で妖怪にまどわされ、徳川方の軍用道路建設場に放り出された上、強制徴用された百姓にまじって、砂利運びをさせられることになった。そこで彼等は営倉に入れられたお銀を発見、絵図面は収容所長・典膳に取り上げられたと聞く。二人は脱走しようとして捕われた。一方、ここに行きあわせた忍と弦三郎は、平助・甚内を救うが、甚内の魔法鏡のため、再び忍・弦三郎・平助・お銀は典膳の手中におち、爆弾で殺されかける。危機一ぱつ、お銀の働きで爆弾は典膳を吹き飛ばし、空にまい上った絵図面はお銀の手に。彼女はそれを忍と弦三郎に差し出し、二人の将来を祝った。かくて数年が流れ、今は弦三郎と忍の幸福な結婚生活。平助と甚内は仲よく裏庭で薪を割っていた。

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