唄祭り三人旅

劇場公開日:

解説

「火の玉奉行」の結束信二の脚本を、「少年三国志 (二部作)」の内出好吉が監督、「伊那の勘太郎」の松井鴻が撮影した冒険時代活劇。出演は「浪人八景」の里見浩太郎、「伊那の勘太郎」の尾上鯉之助、それに花園ひろみ・高島淳子・円山栄子の青春スター。

1958年製作/53分/日本
原題:Songs on Passage
劇場公開日:1958年6月15日

ストーリー

勤王派天竜藩の朝姫が、同じ勤王派の木連川藩に輿入れする行列が街道を通って行く。と、覆面の侍の一団が駕篭をめがけて襲いかかった。天竜藩と木連川藩が結ばれては不利になる幕府が、刺客を送ったのだ。だが、当の朝姫は、伊織之助と腰元の小百合に守られ、町人姿に身をやつし旅を続けていた。もっとも彼らの道中も平穏ではない。鋭い目付きの飴屋が三人の後をつけていたからだ。その晩も、刺客は天竜藩の本陣を襲った。そして、朝姫がいないことを悟った刺客は、街道一帯に縄張りをもつボス辰五郎を売収して朝姫を捕えようとした。これを知った飴屋は、辰五郎一家に乗りこみ手を引くよう警告した。飴屋は木連川藩から朝姫警固の命をうけた、高遠新太郎と名乗る男だった。辰五郎の娘お菊は、父の許しを乞い朝姫の道案内を買って出た。朝姫の一行は、お菊の協力によって危機を脱した。が、追手は新手を加えて追ってきた。朝姫たちの隠れている山寺に追手がなだれこんだ。新太郎、伊織之助と激しい死闘がつづく。多勢に無勢、危し。この時、木連川藩の侍数人が抜刀して駈けつけた。力を得た二人は、刺客の頭目刑部を斬った。--朝姫以下木連川藩の家臣を後に、新太郎の唄にのって伊織之助、小百合の寄りそう姿が街道を遠くなって行った。

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