爆発娘罷り通る

劇場公開日:

解説

「若社長と爆発娘」につづく“爆発娘シリーズ”の第二作。脚本・近江俊郎、松井稔、監督・近江俊郎、撮影・岩橋秀光といずれも「若社長と爆発娘」の顔ぶれ。

1960年製作/67分/日本
配給:新東宝
劇場公開日:1960年5月14日

ストーリー

大阪の田舎から出て来た石井赫子は早速オニオン・クラブの事務所を訪れた。ところが、これが下着ショーと分り飛び出してしまった。職業安定所に行き、ある二号さんの家の女中になった。若いツバメと濡れ場中に障子を開けて大目玉をくい、クビになった。今度は化粧会社の外販部員となった。強度の近視眼にもかかわらず眼鏡をはずした方が綺麗たという皆の意見に従ったから大変。ある事務所で気をよくして喋っていると、これが商売仇の化粧品会社だったりという失敗が続いた。その後、美容院もうまくいかず、喫茶店のウェイトレスになった。喫茶店では、大東映画の岡村プロデューサーと北沢カメラマンが、「金色夜叉」を撮影中に主役の青空かすみが熱海の海岸の場を残し失踪したので思案中。赫子がこの青空かすみと瓜二つだったので赫子を使うことにした。赫子は利用されてクビになった。もう東京にいや気がさし田舎に帰ることにした。東京駅で岡村につかまった。今度は彼女を女優として売出すというのだ。新聞は「金色夜叉」のヒロインに新星石井赫子を抜擢と報じた。次回作は再び高島忠夫と共演で「不如帰」と決まった。

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