神火101 殺しの用心棒

劇場公開日:

解説

香港で人気を呼んだ盧森葆と安カ(絵)の絵物語を、「阿片台地 地獄部隊突撃せよ」の国弘威雄が脚色し、「大悪党作戦」の石井輝男が監督したアクションもの。撮影はコンビの平瀬静雄。

1966年製作/90分/日本
原題:Secret Agent 101
配給:松竹
劇場公開日:1966年12月24日

ストーリー

平和な生活が退屈で、みずから危険にさらすことが生きがいの男、トウ雷は、恋人阿蘭と遊び廻っていた時、意外な事件にまきこまれてしまった。阿蘭の勤め先のナイトクラブで殺人があった。その男が殺される前、トウ雷に謎のテープを渡していた。そのテープには、×国の高額紙幣を大量に偽造し、経済混乱を狙う悪の一味を追っている秘密警察・神火グループの調査内容が録音されてあった。その秘密を知ったトウ雷に、偽造団の暗殺の嵐が襲いかかってきた。自動車の中に機関銃を撃ちこまれたり、散歩中突然、消音挙銃に狙われたり、そのうえ、香港警察の麦警部補に殺し屋と間違えられて手錠まではめられる始末だった。暗中模索を続けるトウ雷に、杜と名乗る得体の知れない男が近づいてきた。杜はトウ雷を×国総領事郭氏の家に案内した。そこで、トウ雷は、郭氏から×国に広がる偽造紙幣の調査を依頼されたが、その国にかつて入国を拒否された恨みがあるため、この事件から手を引くと突っぱねた。だが、事件に深入りした彼を、悪の一味が放っておくはずがなかった。暴力をつかってだめと知るとこんどは女をつかいだした。安蘭というい凄い美人に、トウ雷はマカオの海におびき出された。そこに現われたのは初めて顔をみせた偽造団の高、洪、超たちだった。そして、攻撃がはじまった。その時、突然杜が偽造団の背後から拳銃を撃ちこんできた。杜こそは神火グループのNO.1の腕を持つ“神火101”だった。二人は協力して高たちを倒した。それから二人しての共同の活躍が始まった。悪の巣といわれるキャバレー“銀の星”を徹底的にマークして、そこから何かを探り出そうとする杜。杜と連絡をとりながら、阿蘭を“銀の星”に住みこませたトウ雷。杜をバックアップする神火グループの援護など……。そして、ついに偽造団の首領を追いつめた。それは×国の郭総領事だった。

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