劇場公開日 1966年10月29日

ごんたくれのレビュー・感想・評価

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3.0骨まで愛して♡

2019年12月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 新任の熱血教師・滝大介(宇津井)は卒業できなかった26人の生徒たちは一つのクラスに集めたが、いきなりボイコットを受ける。煙突に登り、「骨まで愛して」を皆の前で歌い、ようやく授業に出てきてくれた生徒達。ようやく授業ができるかと思ったら、昼間の生徒達からカツアゲして問題となる。自分の腕時計を差し出したり、身銭を切って、なんとか解決。そんな中、一人の生徒が博打に手を出しヤクザに絡まれることになったが、そこを警察の手入れが入り、滝も博打教師として新聞沙汰にもなった。それを滝を信頼するようになった生徒達が自ら警察や新聞社に掛け合い、クビになるのを逃れた。が、束の間、今度は定時制高校の廃校問題が沸き起こる。滝は教育長に直談判。解決・・・

 そしてクラスの黒須アキラ(酒井修)がヤクザの兄に・・・と問題山積。誤って兄はアキラを刺してしまう。まぁ、なんとも困ったクラスだ・・・

 元々は実話のようであるのだし、もっと感動できるシーンをメインにしてくれればいいのに、どうもプロットだけを追ってるような脚本。警察や新聞社に直訴するシーンがあればいいのに、生徒達が「解決したよ!」と報告するに留まってる。貧困や朝鮮人の差別とか、もっと目に訴えるような描写も欲しい。ちょっと惜しい映画だ。

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kossy