ハイウェイの王様

劇場公開日

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解説

阿川弘之の原作“銀のこんぺいとう”を、「命しらずのろくでなし」の若井基成が脚色、「求婚旅行」の市村泰一が監督した喜劇。撮影もコンビの大越千虎。

あらすじ

市川源三郎は交通戦争の大東京で、違反の取締り、緊急時の誘導、故障車の修理に、毎日交通機動警ら隊として車との戦いを続けていた。ある日、源三郎はスピード違反を犯した女性カメラマン中原さおりを訊問したが、「伯父が警視総監よ」と言われ、人のいい源三郎はつい嘘にのって見逃がした。話を聞いた巡査部長の沼田信次郎は、色香に迷うなと源三郎を叱った。しょげる源三郎を、同僚の伊木、池尻らがいきつけの小料理屋“小春”に誘った。“小春”のママ春代は、源三郎を一目できに入り、交通事故で夫をなくした寂しさを、源三郎に頼るようになった。また源三郎も春代を姉のように慕った。そんなある日、“小春”に来たPR雑誌「東京百景」の編集長桜井鉄男から、源三郎は白バイの苦心談を書いてくれるよう依頼され、しかも写真のモデルまで頼まれた。仕方なくひきうけて撮影現場にゆく源三郎は、途中猛スピードの車をおさえたが、中には彼がファンである九重佑三子が乗っていた。楽屋まで白バイの先導で届けた源三郎は、すっかり撮影に遅れた。がカメラマンを見て驚いた。かつて、警視総監のめいと称した中原さおりだったのだ。さおりの写真は素晴しい出来ばえであった。さおりの師匠であった徳山は、写真に一種の色気がでたことを喜び、秘かに源三郎と、さおりを結びつけようと工作した。一方春代は、源三郎の写真を見て喜んだが、美人カメラマンが取材したことを知って、悩んだ。翌日、春代と喧嘩した源三郎は交通事故を起した。源三郎の事故は伊木、池尻らに動揺を与えたが、池尻の恋人白坂幾子にも打撃であった。その頃、個展を開くさおりに協力して、伊豆に来た源三郎に、春代が自動車事故にあった知らせが入った。急拠東京に帰った源三郎は、春代をはねた犯人を追跡し、大奮闘を重ねた。一方、さおりは、個展の会場に姿を見せぬ源三郎に、淋しさを感じていたが、犯人逮捕の知らせを受けると、源三郎の白バイを追った。

1965年製作/89分/日本
配給:松竹

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