結婚相談
劇場公開日 1965年11月23日
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1965年当時の日本人の結婚感は、おそらく映画でえがかれている通りで現代とは全く違うため、本作を咀嚼しにくい部分があり、作品の良し悪しは語れないが、物語は割と奇抜で興味深かった。芦川いづみの美しさと沢村貞子の嫌らしさが印象深い。
父を早くに亡くし、妹と弟の面倒を見てきた主人公(芦川いづみ)は気がついたら30歳、当時の結婚適齢期からは遅れてしまった。結婚相談所に行き、紹介してもらうがイマイチな人が多かった。かなり歳の離れた男に紹介され、互いに気に入り、一晩過ごしたが・・・。原作は円地文子、かなり辛口のドラマだ。