丘は花ざかり(1963)

劇場公開日

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解説

石坂洋次郎原作“丘は花ざかり”より「若い東京の屋根の下」の才賀明が脚色、「その人は遠く」の堀池清が監督した青春ドラマ。撮影は「青春を返せ」の柿田勇。

1963年製作/87分/日本
配給:日活

ストーリー

香月美和子は英文科を出て東洋評論社に入社した。そして、数年前妻と死別し、遺児二人と老母とのやもめ暮しをしている編集長の野呂にひかれた。美和子の姉高畠信子はプレイボーイ紳士石川春雄によろめきかかっていたが夫の勇造は知ってか知らずか呑気に尺八を吹いていた。また、美和子の伯父木村健吉は美和子に思いを寄せる野崎正也が紹介したバー“山猫”のマダム白川朝子の店の常連でハナシのわかる男だった。野呂が大阪へ出張した。その留守宅を、美和子はかいがいしく守ってやりその家庭の雰囲気に強く魅力を感じた。大阪から帰って来た野呂は風邪で病床に就いたが彼の郷里に住むある未亡人と再婚するといわれて愕然とするのだった。彼女は同僚のオールドミス岩本ひさ子からの忠告もあって野呂の本心を聞き出さねば、と決心し、出張校正の帰りに風邪のなおった野呂を訪ねた。だが、感情に溺れず若い人同士で成長していくべきと説かれ、はっきり心の清算をつけることが出来た。野呂も美和子の決心を聞き、晴れ晴れとした気持で郷里へ再婚のため出発した。美和子は送りに行くつもりであったが信子の子供が遠足先でけが、そのために果せなかったが、しかしそのケガが信子の理性をよび戻し、石山は黙って去っていった。“信じあうことこそ大切なのだ”勇造の言葉に胸を打たれた美和子は、ある日山田と木村のお伴で野崎と狩猟場へ出掛けた。二人っきりになったとき野崎はおそるおそるプロポーズした。丘の上は二人の将来を祝福するかのように一ぱいの花が咲き乱れていた。

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