劇場公開日 1972年6月12日

娘たちは風にむかってのレビュー・感想・評価

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3.0全員解雇かよ!!

2021年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 前半は争議とは言え、若者たちの楽しい雰囲気しか伝わってこなかったが、会社が雇った暴力団がやってきてから俄然白熱する。活動が再燃し、各労働組合とともに公害反対運動などに没頭する。途中、書記長モー子(日色)が実家に帰ったりするが、そのおかげで他のメンバーが一致団結する。

 メインは合同結婚式。大介と京子、デクやんとモー子。クリちゃん(津田)は彼氏が東京に行くため、延期せざるを得ない。一番はつらつとしていた元委員長ヒロ子(小林)は井本(米倉斉加年)に振られてしまう・・・

 労働運動と恋愛を中心にした青春映画といった感じだが、根底にあるものは大企業の横暴さだ。もうちょっとこの理不尽な仕打ちを描いてくれたら、もっといい映画になると思うのだが。

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kossy