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映画「ナンバーテンブルース さらばサイゴン」 ナンバーテンブルース さらばサイゴン
劇場公開日:2014年4月26日
解説
ベトナム戦争末期の1974年12月から75年4月にかけ、戦時下の南ベトナムで長期ロケを敢行して撮影された幻の一作。さまざまな事情で未完成のままとなっていたが、2012年秋に完成。各地の映画祭で上映されて話題を呼び、撮影から40年を経た14年に初の劇場公開が実現。75年の南ベトナム。日本人商社員の杉本俊夫は、なりゆきでベトナム人を殺害してしまう。金に物を言わせた気ままな生活は一変し、殺人者として追われる身となった杉本は次第に暴力と犯罪にまみれていく。やがてベトナムからの脱出を考えた杉本は、恋人のランと、日本人とベトナム人を両親にもつタローを伴い、北を目指すが……。「修羅雪姫」「犬神家の一族」などの脚本家として知られる長田紀生が、自らの脚本でメガホンをとった。
2012年製作/99分/日本
配給:プレサリオ
スタッフ・キャスト
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2013年11月17日
iPhoneアプリから投稿
ベトナム戦争末期、南ベトナムでロケを敢行して作られたものの、当時の日本映画界の大手配給にかかれず未公開となり、2012年にフィルムセンターにあることが判明して40年の時を経てついに公開された作品。
サイゴン陥落直前の南ベトナムの映像、当時の情勢を反映した内容と雰囲気がスクリーンから滲み出る。
が、内容と展開が7080年代の破滅型青春映画の域を出ていないようにおもわれる。
個人的には、「俺たちは街に出た。危険だとわかっていたが、ベトナム最後の一日を楽しみたかった」で萎えてそれ以降ひたすらイラついて醒めてしまった。
巻き込まれた破滅から逃げ出すためにもがいてるのに、自分から破滅に近づいて破滅しても何だそりゃとしか思わんからなぁ……。
あと、まわりの人間はVCがベトコンのことだとわかってなかった模様。