劇場公開日 1985年12月27日

魔性の香りのレビュー・感想・評価

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3.0天気雨 魔性の、香り

2022年4月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 1986年、一線を退いて数年経った70年代のスーパーアイドル天地真理が、ロマンポルノに出演したのだが、既に大した話題ならなかった気がする(畑中葉子の方が話題になった)。名古屋の駅前にっかつで見たのではないか。当時は天地真理というより傑作「天使のはらわた 赤い淫画」池田敏春の新作として見に行った。内容は全く覚えていないが作品には満足した記憶。そもそもファンでもないし綺麗だと思っていなかった天地真理が、ラストに微笑んだんだと思う、その笑顔がキラキラ光って美しく見えた。
 公式タイトルは「魔性の香り」しかし画面に写った文字は「魔性の、香り」だったように思う。

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またぞう

3.0ぼくらのマリちゃん

2019年6月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

 70年代、国民的アイドルだった天地真理のヌード、濡れ場で話題となった作品。原作は読んだことないけど、石井隆脚本なので安心して見られる。マリちゃんが投身自殺を試みて、それを助けたジョニー大倉。これをきっかけに二人の生活が始まるのだが、夫にDV被害を受け、いつもストーカーがいる気配がすると訴えるマリちゃん。やがて正式に離婚してもらい、結婚しようと思ってた矢先に、斉藤洋介が殺されるという事件発生・・・

 自然な感じで同棲生活がスタートする展開がとてもよくて、一人じゃないって~♪と思わずメロディが浮かんでくるくらい。その嬉しそうな表情からはとても魔性とは思えないのだが、殺人事件の現場にマリちゃんの夫の名刺が落ちていたことから疑心暗鬼へと変わる展開もぞくぞくしてくる。

 ヌードがどうとか言うより、金属バットを振り回すマリちゃんの顔が怖い。アイドル時代の幸せいっぱいの歌からは想像できない表情でした。そして悲しい結末。演出次第ではかなり泣けてくるはずだ。

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kossy