西遊記(1988)
劇場公開日:1988年7月2日
解説
孫悟空と牛魔王の戦いを描くハイビジョン・SFX映画。脚本は内田建太郎とかがみおさむが共同で執筆。監督はCFディレクターでこれが第一作となる内田、撮影は大木篤夫がそれぞれ担当。
1988年製作/109分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1988年7月2日
ストーリー
三蔵法師と孫悟空、猪八戒、沙悟浄は長安の都を出て天竺へ向かう途中、焼けつくような暑さの荒野に行く手をはばまれた。原因は火炎山の火が強過ぎるためたが、それを吹き消すには、羅刹女の持つ芭薫扇が必要だった。孫悟空はさっそくそれを借りに出かけていくが、逆に吹き飛ばされてしまう。彼女は夫・牛魔王の浮気で気が立ってたうえに、悟空には恨みを持っていたのだ。牛魔王はかつて悟空と義兄弟の契りを結んでいたが、今は玉面公主という妖女にうつつを抜かしていた。悟空は観世音菩薩に力を授かり再び羅刹女を訪ね、芭薫扇を手にするがそれは偽物だった。夫の牛魔王に口説いてもらおうと考えたがそれもうまくいかなかった。牛魔王と玉面公主が宴会に出かけているすきに、悟空は自ら牛魔王に化け、羅刹女に接近。浮気をやめて戻ってきたように見せかけたが、牛魔王に見破られて失敗。二人は互いの魔力を駆使しての死闘となった。悟空は牛魔王を倒して、三蔵法師の窮地を救った。