劇場公開日 1948年3月

旅路の果てのレビュー・感想・評価

全1件を表示

5.0これが現実の老人

2020年2月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

旅路の果ては、戦前の作品だが昭和23年に公開され、見て、圧倒された。 俳優たちの老人ホームの話だが、ジューベ・シモン等名優の個性が素晴らしく明解に描かれ、特にミッシェル・シモンは彼の最高の演技を示す。 万年代役NO1に甘んじた男が晴れの舞台デビューを果たそうという時の彼の表情としぐさのうまさは秀逸。
あくまで私見だが、倉本聰がこれを見て「やすらぎの刻」を思いついたのは間違いないと思う。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
浜千鳥