真夜中まで(1949)のレビュー・感想・評価
全1件を表示
被害者に瓜二つの刑事
クリックして本文を読む
タイトルの「真夜中まで」は真夜中に起きる殺人事件と真夜中までに自首させる刑事と言う二つの意味、原題:Entre Onze Heures et Minuitもフランス語で「11時と真夜中の間に」という意味です。
冒頭、映画館の前でフランスの俳優ルイ・ジューヴェが一人二役を演じた1947年の映画『二つの顔』、エドワード・G・ロビンソンが一人二役を演じた1935年のアメリカ映画『俺は善人だ』やチャップリンが二役を演じた「独裁者」を紹介し二役を強調するナレーション、映画館から出て来た客は「物語上に二人の瓜二つの人間が出てくるなんて馬鹿にしてる、ありえない」と文句を言いっていた。そして本作は被害者に瓜二つの刑事の犯罪捜査ミステリー、だからか死人の顔は映さず写真のみ。
パリで2件の殺人事件、1件は詐欺師で武器や金の密売人ゴンザレスが自宅で殺害された事件、もう1件は解雇の常習犯である麻薬密売人ヴィドバンが深夜11時過ぎにトンネルで3発の銃弾を受けて死亡した事件である。なんとカレル警視は殺されたヴィドバンと瓜二つ、そこでヴィドバンに成りすまして迫りくる関係者を捜査することに。女性関係も、もつれて居たり、隠した大金目当ての複数のギャングがからんでいるらしい。ヴィドバンをトンネルで車から撃ったのは女だったとか男二人だったとか目撃証言もチグハグで捜査はさらに複雑に、最初の殺人犯はヴィドバンらしいとか凝ったストーリー・・。
ただ、最後は警視というよりただの中年男、いい加減な結末でした。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
全1件を表示
