危険な関係(1959)

劇場公開日:

解説

コデルロス・ド・ラクロの古典小説をジェラール・フィリップとジャンヌ・モローの共演で映画化した恋愛映画。

社交界でもひときわ注目を集めている外交官夫妻のバルモンとジュリエットだったが、実際の2人は互いの情事の成果を報告しあうという奇妙な夫婦関係を続けていた。ある時、ジュリエットは愛人だったアメリカ人のコートが18歳のセシルと婚約したことを知り、嫉妬心からバルモンにセシルを誘惑するよう持ちかける。セシルを追って冬のリゾート地まで来たバルモンは、そこで貞淑な人妻マリアンヌと出会い、本気になってしまう。

「バーバレラ」「悪徳の栄え」のロジェ・バディム監督が、原作の18世紀フランス貴族社会を製作当時の現代パリの上流社会に置き換え、互いの恋愛を報告し合う夫婦の退廃的な官能美を、スタイリッシュなモノクローム映像とモダンジャズに乗せて描いた。

1959年製作/105分/フランス
原題:Les liaisons dangereuses
配給:セテラ・インターナショナル
日本初公開:1961年5月1日

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(C)1960 - TF1 DROITS AUDIOVISUELS

映画レビュー

3.5成立しなかったオープンマリッジ

2023年1月14日
iPhoneアプリから投稿

いくらジェラール・フィリップと言えども
アウトなこといっぱいしてましたな、
ほんと現代的には絶対アウト
というか時代柄そういう場面が多発してるんだけども

これは、オープンマリッジというよりも
刺激的な火遊び=ゲームの為にやってたから
お互い罰が下ったのよね

話としては面白いし、
口説いていくシーンは感心さえする
なんとなく「アルフィー」を思い出させる映画でした

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JYARI

3.0監督や俳優を引き付けて離さない題材。その味付け。

2022年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

いろいろな方が映画化・ドラマ化しているそのうちの一本。
 フランス版だけでも、同じ監督がジャンヌさん版以外に2本撮っているし、それ以外でもカトリーヌさん版もあるとか。ハリウッド版が有名らしいが、ドラマでヨン様版もあるらしい。それぞれの演出・演技を比較して楽しむこともオツかもしれない。
 それだけ、監督や俳優からすると、演じてみたい、撮ってみたいと思わせる題材なんだろうと思います。

お互いの浮気を容認してゲームのように楽しんでいる夫婦という、普通の生活を送っている人間にとってはとんでもない話。そこに純愛が絡んできて様々な展開になっていく。そんな普通でない話にいかにリアリティを与え、観客を話に引き込んでいくか、演出と演技の妙が冴えわたるのだろう。とんでもないプレイボーイにいかに同調できるように演じるか、夫婦が未亡人との恋を賭けの材料にする、そんな設定やその顛末にリアリティを持たせるか、中途半端では絵空事で終わってしまう。

この映画に関しては、マリアンヌ役のアネットさんが美しい。それと対比するように妻役のジャンヌさんの毒々しさが際立つ。白雪姫と継母みたい。
 ですが、演技と言う点で言えば、アネットさんはただ人形のように美しいだけ。
 ジャンヌさんの方が、毒々しさを振り撒いて圧巻です。しかも、その毒々しさの合間に見せるふとした表情。なんだかんだ言いながらも、上映禁止になりながらも、新しい版ができても、この映画が廃れないのは、ジャンヌさんのこの演技につきると思います。
 プレーボーイ役のジェラ―ル氏は恋する場面ではうっとりするのだけど、後半話が急展開する段になると拍子抜け。マリアンヌのその後を知って動転する場面とか、もう少し丁寧に描いて欲しかったです。暖炉に倒れる場面も、如何にもとってつけー1960年代の撮影技術ではしょうがないんだと思いますがー、滑稽でした。後で知ったことですが、この時すでに病に侵されて、この後お亡くなりなる。体調が悪くて、演技・演出・撮影を急いだのかな?有名な俳優で、名作にも出ていらっしゃるのに、私はまだこの作品のみ鑑賞。ジェラール氏の演技を云々することはできないのだけれど、もったいないと思ってしまう。

恋の駆け引きとか淑女の振る舞いとか、フランスらしさに酔えるし、見どころいっぱいのはずなのに、どうも拒否感の方が強いです。ラストでスカッとしてしまうなんて…私って自分で思っていたより恋や愛に純情なのねと自己認識した映画でした。

そう言いながら、自分だったらこの題材どう料理するかな、なんて思いを巡らしていたりします。やっぱり良い材料が揃っています。それだけに、偉そうですが、材料を活かし切れていない感がぬぐえずちょっと残念に思うので☆3つです。

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とみいじょん

3.0セロニアス・モンクとジャズ・メッセンジャーズ

2022年2月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

いつ見たのか?覚えていない。内容も覚えていない。
セロニアス・モンクとジャズ・メッセンジャーズの『危険な関係のブルース』につきる映画だ。
訂正親方はアート・ブレイキーでしたね。すみません。

まだ、ガギだったので、何の事かも理解していなかった。裸が出て来るのはフランス映画の特徴(BBとかCC-イタリア?]とか、マセガギには強烈)と勝手に想像していたので、親に隠れて白黒テレビで見たと記憶する。正直に言って、JAZZが聞きたくて、この映画を見たのではなくて、裸が見たかったから見たのだ。
改めて見て、音楽しか残らない映画だった。でも、僕に取ってはモダンジャズとの出会いになる。死刑台のエレベーターと危険な関係が、JAZZを僕の頭の奥に深く焼き付けた。
この映画や死刑台のエレベーターを見ての偏見かもしれないが、JAZZは悪い事への誘惑みたいに感じていた。後に、コルトレーンやドルフィと出会うまで、暫くはBlue Noteばかり聞いていた。

映画鑑賞をしたという根拠は最後にあった。あんなに綺麗な人がと感じた。

セロニアス・モンクのモールス信号を打つようなビアノの弾き方が特に印象に残った。バド・パウエルのクレオパトラの夢の様な流れる奏法とは逆にビアノを打楽器のように無骨に弾く、モンクが好きだった時期もある。
ジャン・ルイ・トランティニャンって殺しが静かにやってくるじゃないですか!繋がった。

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マサシ

3.0古典的名作

2020年10月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

公開直後からしばらくの間上映禁止になったのも納得の、周囲の人々を巻き込んでの道徳の欠片もない夫婦の恋愛ゲームを描いた作品。
18世紀後半のフランスの貴族社会を舞台にした小説を1950年代後半のパリの上流社会に置き換えた脚本・演出が分かりやくて良い。
美しい伝説的な役者陣、お洒落な衣装とセット、ノリのよい音楽で、観ておいて損はない古典的名作。

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SpicaM
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