我が道は遠けれど

劇場公開日:

解説

ハーツエル・スペンスが書いた父の伝記に基づく小説の映画化。メソジスト派の一牧師の生涯を描くもの。主演は「生涯の設計」のフレドリック・マーチと「我等の町」のマーサ・スコットで、「我が心の歌(1942)」のフランキー・トーマス、「愛のアルバム」のビューラ・ボンディ、「エイブ・リンカン」のジーン・ロックハート、ローラ・ホープ・クルーズ等が助演する。脚色、監督ともに「小麦は緑」のケイシー・ロビンソンとアーヴィン・ラバーのスタッフで、撮影に「男は神に非ず」のチャールズ・ロシャーが指揮している。

1941年製作/アメリカ
原題:One Foot in Heaven
劇場公開日:1947年7月

ストーリー

ウィリアム・スペンスは医者になるつもりで、勉強していたが、ある日説教をきいてすっかり感動した。彼は生命を救うならば永遠の命を救うのが己の天職だと思い込んで医学を捨てて牧師となった。許嫁のホープをカナダから連れて来て、アメリカ中西部のアイオワの田舎町の一教会を受け持った。そこは泥沼のように苦しかった。しかし彼は信徒のためには熱心だったので、うけはよかった。その変わりに家庭では彼は暴君であったが、妻のホープは苦しいうちにも家計を立て娘一人と息子二人が生まれた。子供三人を抱えての貧乏牧師の家庭はなお苦しかったが、神の道を伝えるという仕事に心の慰めはあった。しかし年を経てむくわれる日がきてスペンスは立派な教会を建て、生活も楽になったけれどもそれもしばらくの間で、近くに立って行かない教会があると聞くと、その教会を立派なものにしてやりたくなって、また苦しい生活を覚悟の上で、スペンスはホープと共に引っ越しをしていくのであった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第14回 アカデミー賞(1942年)

ノミネート

作品賞  
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