浪費者

解説

「丘の一本松」「月は我が家」のヘンリー・フォンダ、「恋のセレナーデ」「麗しのパリ」のパット・ペイターソン、「カレッジ・リズム」「南瓜サラリーマン」のメアリー・ブライアン、「ロイドの牛乳屋」のジョージ・バービアが共演する映画で、「美しき野獣」「アメリカの恐怖」のラウール・ウォルシュが監督に当たったもの。脚色も「アメリカの恐怖」同様ウォルシュがバート・ハンロンと協力してエリック・ハッチの原作から取材して行った。撮影は「青春の溜息」のレオン・シャムロイの担任。なお、エドワード・ブロフィー、リチャード・カール、J・M・ケリガン、ジューン・ブルースター等が助演している。

1936年製作/アメリカ
原題:Spendthrift

ストーリー

タウンセンド・ミドルトンは金遣いが荒いので、2千万ドルもあった遺産をすっかり失って、今では邸宅まで抵当に入っていた。ケンタッキーの競馬でタウンセンドの馬ブラック・マンバは騎手が落馬して失格した。土地の娘サリイは競馬に来たタウンセンドを誘惑し、2人はニューヨークで結婚した。ブラック・マンバの調馬師の娘ブーツはひそかにタウンセンドを恋していたので、結婚のニュースを聞いて失望した。新婚早々タウンセンドはサリイの贅沢に閉口した。調馬師オコネルが死んだ時、タウンセンドはブーツにブラック・マンバを与えたのでサリイが怒り、機嫌をとるために2 500ドルもするロールス・ロイスを買わなければならぬという有様だった。タウンセンドに金がないことを知ったサリイは父のバーナビイを呼び寄せ、タウンセンドの伯父の財産を横領しようと企てた。ブーツとタウンセンドの用心棒ビルは彼等の悪計を見破り、伯父と力を合わせてサリイ親娘を追い払った。一文無しになったタウンセンドはスポーツ・アナウンサーを志願して成功し、一週千ドルも稼ぐようになった。サリイはタウンセンドとよりを戻そうとしたが、彼はサリイを離婚してブーツと結婚した。

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