ローズ・ボール

解説

「素晴らしき求婚」のエリノア・ウィットニー及びウィリアム・フローリー、「悪魔の疾走」のトム・ブラウン、「彼女は制服が好き」のラリー・バスター・クラブ、「シャムパン・ワルツ」のベニー・ベイカー、「黄金(1936)」のプリシラ・ローソンが共演する映画で、フランシス・ウォーレスの原作を「フロリダ超特急」に協力したマーゲリット・ロバーツが脚色し、「悪魔の疾走」「最後の駐屯兵」のチャールズ・バートンが監督に当たり、「花婿は漫遊病」のヘンリー・シャープが撮影した。助演者は「クレイグの妻」のニディア・ウェストマン、新顔のニック・ルーカツその他である。

1936年製作/アメリカ
原題:Rose Bowl

ストーリー

バディー・オライリーとオジイ・メリルとはオハイオ州のベルポート・ハイ・スクールの蹴球選手で、2人ともチアース・レイノルズという娘を恋していた。パディーは補欠だったが、オジィはチームのスターでチアースはオジィに好意を持っていた。ハイ・スクール卒業後、オジィはシエラ大学に行き、パディーはグリーン・リッジ大学に行って、2人とも蹴球選手となった。パディーはスター選手のダッチ・シュルツと親友になったが、ダッチはパディーのためにチアースに手紙を出し、却ってチアースをおこらしてしまったので、パディーはダッチの好意を誤解してしまう。そしてダッチと幼友達フローレンス・テイラーの中を宣伝したりして、パディーはダッチとことごとに反目しあう様になった。その上にフローレンスは新進映画女優でオジィの友達だったのでオジィ、パディー、チアース、フローレンスの4角関係が蹴球ファンの噂の種になる。全米の覇権を決する元旦のローズ・ボールの試合に、シエラとグリーン・リッジを東西を代表して戦うこととなったので4人の噂はますます評判になった。しかし、チアースはようやくパディーの真剣な気持ちを悟り、またダッチとパディーとの間の誤解もとけて、グリーン・リッジのチームは勇んでローズ・ボールに出場する。試合前の練習でダッチが負傷したが、コーチの機知とパディーの活躍で、グリーン・リッジの勝ちとなった。そしてパディーとチアース、ダッチとフローレンスの恋もめでたく成就したのであった。

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