流血島の決戦

劇場公開日:

解説

第二次大戦中、日本占領下の、フィリピンを舞台とする戦争映画。製作・原作はリチャード・メイボウム。監督にあたったのはTV出身のハーバード・コールマン。シナリオはリチャード・メイボウムとウィラード・ウィリンガムの共同。撮影をケネス・ピーチが担当している。音楽はヘンリー・ヴァース。出演するのは「許されざる者(1960)」のオーディ・マーフィ、「恋愛候補生」のゲーリー・クロスビー、「野獣部隊」のドロレス・マイケルズなど。

1961年製作/アメリカ
原題:Battle at Bloody beach
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1961年6月30日

ストーリー

日本占領下のフィリピン。ゲリラ部隊に所属するベンソン(アーディ・マーフィ)は潜水艦である島に上陸した。彼は妻ルス(ドロレス・マイケルズ)と日本軍が上陸して以来生き別れになり、その消息をたしかめる目的を持っていた。ベンソンが上陸した海岸で、ゲリラ隊と無電連絡中のマーティ(ゲーリー・クロスビー)と会った。彼の話によると島には2つのゲリラ隊がいた。隊長の名前はジュリオ(アレジャンドロ・レイ)とマッキーバーといった。ベンソンはマッキーバーの部下に捕まり、本部に連行された。彼はマッキーバーが私利私欲にふける裏切り者と見抜いた。ある日、ジュリオのゲリラ隊が襲ってきて、マッキーバーを殺した。ベンソンはアメリカの避難民の一団にまぎれこみ、ルスと再会した。ルスはベンソンが死んだと思い、ジュリオとともにゲリラ隊で活躍していた。2人の間には愛情が芽ばえているのを知ったベンソンは、どうすることも出来なかった。ベンソンは避難民を潜水艦が迎えに来る海岸に誘導した。ジュリオも武器の補給のために同行した。一行が海岸に着くと、日本軍の襲撃をうけた。海岸の難破船に陣取った一行は、見事に日本軍を撃退した。日本軍はベンソンを引渡せば、避難民の安全は保証するといってきた。が、ジュリオは拒絶した。マーティはジュリオの部下に応援を頼むため海に入ったが鱶に襲われて死んだ。しかし、ベンソンの活躍でゲリラ隊との連絡に成功した。

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