四つの顔の女

解説

「暴漢来らば」の監督をしたベイヤード・ヴェイラーの原作に基づき、ジョージ・ホプキンスが脚色、ハーバート・ブレノンが監督したもので、「真白き花」「失うべからず」等と同じくベティー・カンプソンの主演。対手は「爆音千里」出演のリチャード・ディックス。その他ジョージ・フォーセットやジョセフ・キルゴアー等も出演する。

1923年製作/アメリカ
原題:The Woman With Four Faces

ストーリー

地方検事のリチャード・テンプルは、阿片密輸入者の首領ジャドスンの金庫の中より、彼有罪を証すべき書類を手に入れようとして、女賊エリザベス・ウェストの助力を仰いだ。2人は金庫破りの名手ハーティガンを飛行機を利用して監獄から誘惑したが、ハーティガンは助力することを拒む。エリザベスは仕方なく機知を用いてジャドスン自身をして金庫を開かせる外ないと決心して、一夜リチャードと共にジャドスンの家へ忍び込み、一度は捕えられたが巧みにその機器を脱して、ジャドスンを服罪させ改心したエリザベスは検事リチャードの妻となる。

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