山小屋の娘

解説

「永遠に愛せよ」「森の勇者」のヴァジニア・ワイドラーが主役を演ずる映画でモリーン・バッブ、ジョン・ブライト、ロバート・タスカー共作のストーリィを「空中非常線」のスチュアート・アンソニーとマイケル・L・シモンズが協力脚色し、編集者から監督に昇進したウィリアム・シーが監督に当たり、「宝石と女賊」のジョージ・クレメンスが撮影した。助演者は「月は我が家」のヘンリエッタ・クロスマン、「青春ホテル」のリーフ・エリクソン、新顔のエリザベス・ラッセル、「東への道」のラッセル・シンプソン、その他である。

1936年製作/アメリカ
原題:Girl of Ozarks

ストーリー

オザークスの小学校の女生徒イーディ・モーズリーは嘘の名人だったが、その嘘は貧しい、病身の母を慰めるためだった。学校では彼女の嘘に手をやき、町の新聞社の若い編集長トムに監督させる。トムは恋人ゲイルと共にイーディのため色々手を尽くした。学校の記念日にイーディが1ドル5セントの服を欲しがった。お祖母さんは犬を使って服を盗み、イーディを喜ばせたが発見されて警察に挙げられた。イーディは祖母を助けてやろうとゲイルの伯父の家へ赴いたが、、かえって彼女が罪を着せられ、感化院に送られた。しかし母には成績が良いので田舎の別荘へ行くのだ、と嘘をついた。イーディの留守に母は死んだが死ぬまでイーディを自慢していた。イーディの嘘は完全に目的を果たしたのだ。トムとゲイルは結婚して、イーディを引取ったので、不幸なイーディにようやく幸福が訪れた。

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