舗道の銃弾

解説

「暴走する悪魔」「彼女の用心棒」のウィン・ギブソンと「殺人光線」「わが心の灯」のオンスロー・スティーヴンスが主演する映画で「世界大洪水」のウォーレン・ダフがゴードン・カーンと協力して原作脚色し、「魔のボンベイ特急」のエドウィン・L・マリンが監督し、「巨人登場」「世界大洪水」のノーバート・ブロンディンが撮影した。共演は「彼女の用心棒」「紐育→桑港」のアラン・ダインハート「やりくり宝船」のウォーレン・ハイマー、「僕はカウボーイ」のジョン・レイ、「唄へ!踊れ!(1933)」のスキーツ・ギャラガー、「暗夜行路」のJ・ファーレル・マクドナルド、エドワード・ヴァン・スローン、ウィリアム・コリアー・シニア等である。

1934年製作/アメリカ
原題:The Crosby Case

ストーリー

紐育警察強力犯係主任トーマス部長は過去1ヵ月内に発生した9件の犯罪の犯人を1人も逮捕出来なかったため、都下の1新聞にその無能を酷く非難されたので非常に憤慨した。そこで彼は部下を総動員してその汚名を雪がうと決心した。ちょうどその時1つの事件が起こった。運転手サム・コリンスのタクシーがプリポート・アパートの前でクロスビイと称する医師を轢き逃げした。検死の結果その死因は自動車のためでなく、その前すでに射撃を受けて殺されていたのである。そこで現場にあった拳銃を頼りにサムを追跡し、有力な犯人として拘引した続いて被害者クロスビイの家宅捜索が行われた折、ルーベックというあやしいドイツ人を発見してこれを引致し、ついでクロズビイの愛妾リン・アストン及び彼女の恋人である飛行士スコッチーその他23の容疑者たちを厳重に取り調べたが、その結果は徒労に帰した。トーマス部長がやっきになって調査を進めるうち、クロスビイの診察室のあるアパートの門番コステロが患者たちを強迫していた事実が判明し、取り調べの結果、本事件の犯人も彼であることが犯然となり、トーマス部長はその名誉を取り戻すことが出来た。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く