ヘッディン・サウス

解説

「現代の銃士」に次で製作されたダグラス劇で、対手は「結びの神も思案投首」「霹靂」で認められたマックラレン嬢の姉キャスリン・マックドナルド嬢である。珍らしくアラン・ドワン氏が原作で、監督はアーサー・ロッスン氏である。輸入さるべくして最近まで輸入されなかったが愈々到着したから近く公開されよう。

1918年製作/アメリカ
原題:Headin' South

ストーリー

メキシコ人の悪漢団の首領「スパニッシュ」ジョーは殺人罪犯人として官憲の手に捜索されている。この所へ馬泥棒のヘッディン・サウスという男が来てジョーの一味に加わった。ジョーはある富んだ荘園の持ち主の美しい娘に目を付けている。一夜ジョーの一団は荘園へ押入って婦人達を掠奪しようとする。ヘッディン・サウスは一同に向かい競馬をして勝利者から順々に望みの女を得ようと提言する。一同が沙漠へ走り去った時サウスは女達を町へ逃した。解し難き彼が素振、それも道理、馬泥棒を装うサウスはジョーを捕える為に派遣された乗馬警官隊の腕利き、スミスである。一同を捕えて赫々たる功勲を樹て、乙女を獲てカナダへ帰った。

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