百発百中(1921)

解説

エドワード・フット・ギブスンがユ社特作作品のスターとしての第2回作品で、ユージーン・マンローヴ・ローズの原作、ジャック・フォードの監督になった西部大活劇。相手は「死線を越えて」でユ社に帰ったモリー・マローンやフィリッツィー・ブリュネット、ジョージ・フィッシャー、ブリージー・イースン、ハリー・カーターらおなじみ揃い。

1921年製作/アメリカ
原題:Sure Fire

ストーリー

ジェフ・ブランスフォードは2年間放浪生活をやって故郷へ帰ってみると、いろいろな変遷があった。しかしマリアンに対する恋だけは2人とも互いに変わりがなかった。ところで彼は留守中借金の証文の書き替えをしなかったために腹の良くないハーディーという借主に破産の宣告を受けようとした。折柄マリアンの姉が嫁いでいるパーカー少佐の金が紛失したのをジェフに嫌疑がかかる。その金は実は東部から来たバート・ロウリンスという男が取ったので、ジェフは自分の恋人の姉がその男の毒手にかからぬようにと実は心配していたのであった。その金は回り回ってロメロという悪人団の団長の手に入っていたのであった。ジェフはその男と雌雄を決してその金を取り返し身の潔白を立てるとともに、彼のために非常な冒険をも辞せなかった恋人マリアンと美しい新生涯に入る。

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